双風亭日乗

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2005年9月11日 (日)

本のこと、トークのこと、そして9.11同時多発テロのこと



 仲正本の初校が出ました。懸命に読んでいます。この本は、作業が順調にすすんでいるので、予定どおりに発売できそうです。しばらくしたら、装丁の写真を貼りつけます。一方、『限界の思考』は、いまだすべての原稿が集まらず……。これ以上の発売日延期は、読者や書店との信頼関係に影響すると思われることから、強力にプッシュしているのですが……。


 今日は、仲正さんと北田さんのトーク・セッションです。伝統は創造され、創造された伝統はロマン主義に転化する。そして、歴史はそれを繰り返す。なぜなのでしょうか。それをおふたりにたずねます。靖国神社問題や神道などを事例にしつつ、戦前から戦後の「伝統→ロマン主義」路線について考えます。他方で、ドイツと日本の「伝統→ロマン主義」路線を比較するためのツールとして、ナチスを取りあげたりもする予定です。企画者がいうのもなんですが、面白くなると思います。場所は、三省堂書店神田本店8F特設会場。時間は、16時スタート。費用は、500円。まだ残席がありますので、よろしければいらしてください。


 今日で同時多発テロから4年。何が変わって、何が変わらなかったのでしょうか。とても気になります。トークのメインテーマではありませんが、仲正さんと北田さんに聞いてみることにしましょう。私見では、いくらテロを防御したり抑止しようとしたりしても、テロリストの暴力は抑えられないものだと思います。巷でいわれるようなセキュリティー強化は、テロに関してはあまり意味をなさない。ならば、どうすればいいのか。テロリストがテロを起こす動機や契機が何なのかを考え抜き、その動機や契機をなくしていく方法を探ることしか、解決策はないのでは? まあ、これは簡単なことではありませんが。さらに「そんなこと日本の俺たちが考えたって、無駄だね」なんていいながらシニカルに思考を停止せず、マスコミ報道などを参照しながら、「あの事件って、何だったんだろうねー」と考え続けることが重要なのかもしれません。と書いてみたものの、今日の夜は各局そろってヨコ並びの選挙報道をするんでしょうね。1局くらい、同時多発テロの検証番組を放映したって、いいじゃないですか。


 今日の日本は、総選挙一色。はじめのうちは、テレビの選挙報道を観ていましたが、あまりにもどーでもいい映像が流れ、コメンテーターがどーでもいいことをいっている。だから、今週のはじめから、選挙に関する番組は、観るのをやめました。とはいえ、選挙の動向には関心があります。もう投票しましたし。とりあえず、郵政民営化に賛成か反対かは抜きにしましょう。自民党参議院で郵政民営化に反対票を投じた議員のうち、何人かが「与党過半数なら、郵政民営化に賛成」とかいってますが、これって政策詐欺を公表しているようなものですよね。ころころ色(政策)が変わるカメレオン議員ではありませんか。「過半数なら……」と様子を見ているのがズルいし、そのズルさを許容して、選挙戦略として利用している政党もズルい。カメレオン議員に投票した有権者は、いったいどう思っているのでしょう。「新幹線を通してくれるから許す」って話じゃないでしょう。


 どーでもいいことですが、缶コーヒーのCMで、和田アキ子の名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を、サンボマスターがカバーしていました。なんか、嬉しかったです。この曲、私はカラオケで十八番にしています。


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