双風亭日乗

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2005年10月12日 (水)

新刊の書影 その2



 『限界の思考』のオビ付きです。タイトル「限界の思考」の「の」の真ん中あたりから下が、すべてオビです。ちなみに、宮台真司・宮崎哲弥著『エイリアンズ』(インフォバーン)のオビよりも、37mmくらい高いです(オビの高さ自慢をしても、しょうがありませんね)。撮影した時期は、昨年の9月。撮影場所は、紀伊國屋ホール。トークセッションがおわってから、おふたりに客席に座っていただいて撮影しました。カメラマンは、いつもお世話になっている横須賀洋さんです。鈴木弘輝さんにトークの司会をお願いしました。この日のトークは予想以上の大入りで、補助席が出ていたような気がします。


追記。昨日、無事に『限界の思考』の編集作業が終了しました。あとは、印刷と製本が順調に進むことを祈るのみ。『限界の思考』の事前注文は5000部なので、初版6000部。平積みにしていただける書店にはポップを配布し、30部以上の注文でA4ポスターも配布します。メッセージも画像も、装丁とはひと味ちがいます。お楽しみに。一方、『デリダの遺言』は事前注文が1300前後なので、初版は1500部。こちらも平積み書店には、べらんめい調のメッセージ(by 編集)が記されたポップを配布します。いずれも、「配布を希望する書店」に対して、新刊とともに送ります。


 ポップやポスターについては、出版社がつくって配布しても、書店が使わないこともありますね。もちろん使う使わないは、書店の自由です。最近は、センスのいい自前のポップもたくさんありますから。とはいえ、双風舎ではポップとポスターを1枚ずつ、自宅のインクジェットプリンターで印刷しているので、けっこうコストがかかっています(印刷屋で刷れば割安になる、という手前くらいの微妙な枚数なんです)。ですから、「ほしい」と手を挙げていただいた書店に対して、ポップなどを配っています。


 ポップについては、零細出版社がそんなもんをつくって書店に配る必要はない、と思われる方もいることでしょう(おそらく、零細の具合が似ている同業者さんは、そう思っているかもしれません)。私も、すべての本のためにポップをつくっているわけではありません。「これは売りたい!」と思う本を出すときに、つくっています。従業員がひとりで、かつコストも手間もかかるのに、ポップをつくるのは、「売りたい!」(正確には、「読んでもらいたい!」)という思いがある一方で、その手間がけっこう楽しかったりするからです。ポップには、本のオビやカバーだけでは伝えきれなかったメッセージを記すことができる。はっきりいって、販促目的が半分、趣味が半分といったところです。


 で、本が発売になって、書店で平積みにされて、そこにポップが立っていたりすると、気分が盛り上がったりします。『挑発する知』など、発売してから1年以上経過しても、ポップを立て続けてくれた書店もありました。そういう書店には、用事がなくたって、何度も何度も足を運んでしまいます。まさに自己満足の極みです。


 ポップをつくっていて疑問に思うのは、他社はどういう基準でポップをつくっている(つくっていない)のか、ということ。あと、書店はどういう基準で出版社から送られてきたポップを使う(使わない)のか、ということ。弊社の場合は、基本的に「いりますか?」と書店にたずね、「いります」と答えた書店にポップを配っているので、使用率は高いような気がします。しかし、仮にすべての本にポップがついて書店に送られてきたら、それはそれで辟易してしまうでしょうね。 


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