双風亭日乗

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2006年3月26日 (日)



上野公園入口に植わっている早咲きの桜は、すでに満開です。


そうなると、今週末あたりは同公園の桜は見ごろになりそうです。


見ごろを逃すと、あっという間に散ってしまい、「しまった、花見をやっとけばよかった」と後悔します。


今年は、今週末と来週末に花見の予定が入っているので、きっと大丈夫でしょう。


12年ほど外国で暮らしたあと、上野公園や谷中霊園でひさびさに満開の桜を見たときの感動は、いまも忘れられません。毎年見ていると、さすがにあのときの感動はなくなってしまいますが、いつも別世界に来たような思いはしています。


写真は、土曜日に訪れた日暮里南公園の桜です。


企画の話ですが、木曜日にチマ・チョゴリ制服本の韓さんと打ち合わせをしました。注の入れ方や装丁のこと、挿入する写真のことなど。装丁のイラストを、『東京女子高制服図鑑』の著者である森さんにお願いするか、森さんが以前お書きになったチマ・チョゴリ制服のイラストをお借りするか、という案が出ました。これは、実現すればおもしろいと思います。ただいま検討中です。


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2006年3月26日 (日)



一昨日、「出没! アド街ック天国」で都営荒川線の沿線を紹介していました。


で、「そういえば、巣鴨のとげぬき地蔵にいったことがないなあ」ということになり、家族で巣鴨にいきました。


巣鴨駅で降りて、「さあ、どっちだろう」と思っていたところ、いかにもとげぬき地蔵にいくであろうご年配の方がたが、ひとつの流れをつくって歩いていたので、それについていきました。そして、人の流れが吸い込まれていったのは……。


「豊島区セミナー」なる看板が出ている創価学会東京戸田記念講堂でした。私が想定していた巣鴨地蔵通り商店街やとげぬき地蔵にいく「ような」方がたと、創価学会員の方がたの、年齢層や容姿があまりにも似ていた、ということですね。


思いこみはおそろしいなあ、と苦笑いをした次第です。


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2006年3月22日 (水)



吉本隆明著『共同幻想論』(改訂新版、角川文庫、1982年)。


調べものがあり、ひさびさに引っ張り出してみました。


杉浦康平さんによる、誰がどこから見ても杉浦さんがデザインしたとわかる装丁は、やはりカッコいいです。


川上春雄による解題にしろ、中上健次による解説にしろ、妙に力が入っているところに時代を感じることができます。


いま、こういう「熱さ」に、なかなか出会えませんね。熱けりゃいいってもんじゃあ、ありませんが……。


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2006年3月20日 (月)



今日は、渋井哲也さんとロブ大月さんに千駄木まで来ていただき、おでん屋で一杯飲む予定でした。しかし、お子さんがインフルエンザになったロブさんは欠席となり、渋井さんとサシで飲みました。


どこどこの原稿料はこれくらいで、あの雑誌はそろそろつぶれそうだ、などなど、興味深い話題がたくさん出ました。私は知らなかったのですが、筆者不詳といわれている電車男の正体がある有名な人であり、2ちゃんねるだけでなく、その人にも印税が払われている「らしい」という話には、思わず身を乗り出してしまいました。


渋井さんとロブさんは、ココログで「T2R 自傷的世界を語る」という対話式のブログをやっています。これを機に、拙ブログからリンクしておきますので、興味のある方は読んでみてください。毎週水曜日に更新されるようです。


写真は、日曜日に訪れた六義園の梅です。名物のしだれ桜は、まだつぼみの段階でした。


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2006年3月19日 (日)



みなさま、ごぶさたしております。


いま、韓さんのチマ・チョゴリ本とバックラッシュに関する企画が同時進行しており、作業の日々をおくっています。


前者は5月下旬、後者は6月下旬に出せればと考えています。



バタバタしている隙を見て、16日には『新潮45』の編集長である中瀬さんと、同誌で「ドスケベ三都ものがたり」を連載している岩井志麻子さん、岩井さんのマネージャーさん、新潮社の岩井さん担当編集者(以上、女性)、そして私の5人で、新橋にてうまい中華料理を食べました。


岩井さんには、韓国やベトナムにいらっしゃる彼氏の最新情報など、興味深い話題を提供していただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。


なぜか突然、竹の塚にあるホストクラブのチラシがテーブルに置かれ、ホストの品評会がおこなわれたりもしました。


というわけで、『新潮45』4月号が発売になりましたので、紹介いたします。


特集では、13組の有名夫婦の「怪」事件が紹介されています。どれも「へぇー、そうだったのか」とおもしろく読みました。


ヒューザー小嶋社長の「生チンセクハラ事件」という記事には、大笑いしました。


「捏造された『何もかも軍隊が悪い』偽史」という記事では、日本軍による中国人への「百人斬り」が批判され、「『平和教育』が歴史を歪める」と言い切るなど、久々に自由主義史観的な文章を読むことができました。いまだに、こういうことを書いている人がいるんですね。文中で、超久々に「本多勝一」という名前を発見し、「そういえば15年くらい前に本多さんの本を読破したなあ。でも変節していっちゃったなあ」などと思ったりしました。



中瀬さんによれば、同誌の売上は右肩上がりだとか。提灯を持つわけではありませんが、「思想」とか気にせずに、読み物として読めば、とてもおもしろい雑誌だと私は思います。


ぜひご一読を!


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2006年3月14日 (火)



おなじみになりましたが、『ザ・ハードコア・ナックルズ』が発売になりました。


ライブドアがらみで「堀江貴文のブラックボックス」と「『野口英昭先輩他殺説』のストーリー」という記事があります。後者は、前編集長の久田さんが、じつは野口さんの高校・大学時代の後輩だった、という記事です。人は、いろいろなところでつながっているんですね。


また、「特捜部が狙う『ITとズブズブ自民党議員』」は、議員の実名が炸裂していて楽しめる内容です。ホリエモンの朋友の錬金術を暴露した「秋元康徹底研究」もおもしろかった。


大塚英志さんの連載「<反日>評論」のタイトルは、「極左の陰謀に戦いを挑む『夕刊フジ』。文藝春秋の記者が、社民党の応援をした香山リカに対して「色がつきますよ」といい、取材がおわると「ぼく香山さんのファンなんです、出版部に移ったら香山さんの本、出させてください」などといったこと。それについて大塚さんが「自分の仕事上の言動が『他人事』のように自分でふるまえるあたりはなるほどこの国の現在のことばを正確に反映して」いると指摘。


仕事をするうえで、本音と建前の使い分けは、ある程度は必要だと思います。とはいえ、やはり相手が何を書いてきたのか、また何を考えているのかということを踏まえたうえで接しないと、相手に「なんだこいつは」と思われてしまうのは必然。おそらく上記の記者は、素朴な発言をしたのだと思いますが、その素朴さって自己チューから発しているんじゃないのかなあ、などと思ったりもします。


私は「色がつく」という言葉が大嫌いです。たとえば記者さんの場合だと、「色がつく」んじゃなくて、あんたが「色をつけている」んでしょう。自分に色をつけて、同じ色の人たちだけで集まり、内部で「だよねー」なんて議論ばかりしている共同体。相手に色をつけて、自分の色とは違うという一点で、根拠のない議論を平気で持ちだしたりして相手を罵倒する人たち。けっこうたくさんいますね~。


さらに、香山さんあたりでも「極左」といわれてしまうことに困惑し、そういった状況は端的に、『夕刊フジ』による「極左」という言葉の使い方にあらわれていると大塚さんは言います。私は『フジ』を読まないので、そのへんはよくわかりませんが、「『フジ』を読んでいると全ての政争はいまや『極左』の陰謀との戦いってことになる」くらいのことになっているらしい。なんだか、ジェンダーフリーへのバックラッシュも、『フジ』と同根の問題であるような気がしました。


その他、盛りだくさんな内容なので、ぜひご一読ください!


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2006年3月 9日 (木)



以下のとおり、内藤さんと稲葉さんのトークセッションを実施いたします。


予約は、3月末あたりから三省堂書店神田本店にて受け付ける予定です。


そのころになったら、ふたたび告知いたします。


ふるってご参加くださいませ。



内藤朝雄×稲葉振一郎 トークセッション


「自由な社会とは何か――リベラリズム再考――」


日時 : 2006年4月29日(土・祝) 15時30分開場 16時開演


場所:三省堂書店神田本店8階特設会場


参加条件:先着100名、参加費500円(当日)


予約・問合せ:三省堂書店神田本店 03-3233-3312(代表)


 日本社会のなかで、いかにしてリベラリズムを適用していけばいいのか。また、適用していけないのか。現代日本の「教育」や「労働」、そして「制度」を点検しつつ、自由な社会とは何か、また自由な社会はありえるのかを、若手社会学者であり、リベラリストであるふたりが徹底討論します。


 これまで内藤リベラリズムを批判的に支持してきた稲葉振一郎が、今回は内藤に厳しく詰め寄ります。稲葉の反論に対して、内藤はどう受けて立つのか……。


 ネオ・リベが台頭しつつあるこの日本社会に、リベラリズムはどう抗っていくのか?


講師紹介:


内藤朝雄(ナイトウ アサオ)


1962年東京都生まれ。愛知県立東郷高校を中退。山形大学、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程を経て、明治大学専任講師。専攻は、社会学、臨床社会学、心理社会学。著書に『いじめの社会理論』(柏書房)、共著に『学校が自由になる日』(宮台真司氏・藤井誠二氏との共著、雲母書房)、共著に『ニートって言うな!』(光文社新書)など。


稲葉振一郎(イナバ シンイチロウ)


1963年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。岡山大学経済学部講師、助教授などを経て、明治学院大学社会学部教授。専攻は、社会倫理学。著書に『ナウシカ解読』(窓社)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『経済学という教養』(東洋経済新報社)、『「資本」論』(ちくま新書)など。



写真…横浜市神奈川区六角橋の夕日がきれいでした!


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2006年3月 8日 (水)



日曜日は、NHKおかあさんといっしょファミリーコンサート at さいたまスーパーアリーナに、子どもといきました。場所がわからず、大宮までいってしまい、人に聞いたらアリーナはひとつ手前の駅だとのこと。


さいたま新都心駅前は、いかにも新開発地域という背の高いビルが数本あり、アーケード街には全国チェーンの店がならび、すきま風が吹いていました。開発って何よ、と思った次第です。


月曜は、川田龍平さんの講演を聴きに、高田馬場へ。


火曜は、宮台担当編集者が集まって、宮台さんを囲む会&誕生会(宮台さんの誕生日は3月3日)。


今日は、神奈川大学で世話になった先生の退職記念講演&祝賀会。


あと、内藤朝雄さんと稲葉振一郎さんのトークセッションが、4月29日に三省堂書店神田本店で実施することが決まりました。詳細は追ってお知らせいたします。


いまさらながら、本田透著『電波男』を読んでいます。「そうだよね~」と思いつつ、ヤバい内容だなあと思いつつ、5ページに一回くらい笑いながら読んでいます。本田さん、圧倒的な筆力がありますね~。ヤバおもしろい本です。


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2006年3月 1日 (水)



このところやることが多く、ブログがなかなか更新できません。


チマ・チョゴリ本の原稿を整理しつつ、上●さんと宮●さんという大御所のおふたりにインタビューしつつ、それを起こしつつ、内藤さんと稲葉さんのトークセッションを準備しつつ、『週刊SPA!』の「へたれ男最弱伝説」を大笑いで読みつつ、家の近くで上映している映画「ゲルマニウムな夜」を観にいけなくて悲しい日々を送っております。


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2006年3月 1日 (水)



1988年に創刊された『ASAhiパソコン』(朝日新聞社)が、3月15日号をもって休刊になるとのことです。初心者ではないが、上級者でもない私には、ちょうどいい内容のパソコン雑誌だったので、すこし残念です。


途中に途切れたりはしたものの、創刊時からほぼ連載している小田嶋隆さんのコラムは絶品で、これを読むためにアサパソを買っていたといっても過言ではありません。小田嶋さんの連載は、『論座』に引き継がれるとのことで一安心。


さすがに本号の編集は力が入っています。「アサヒパソコン年代記」や「アサヒパソコンから遺言」、同窓会企画、ファイナル企画などなど、おもしろい記事がいっぱいでした。


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