双風亭日乗

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2006年5月31日 (水)



ただいま、アマゾンさんの『バックラッシュ!』掲載ページに『チマ・チョゴリ制服の民族誌』の書影が掲載されている、という珍事が起きております。


これは、私がアマゾンさんの担当者に画像を送るときに、ISBNを間違えてしまったことが原因です。


担当者に連絡しましたので、すぐに訂正されると思いますが、しばらくご迷惑をおかけします。


韓さん、ごめんなさい。


※すでに修正されたようです。お騒がせしました。(20:17)


※いやいや、まだ直っていませんでした。(22:17)


※修正を確認しました。アマゾンさん、ありがとうございます。(6/1 14:12)


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2006年5月31日 (水)


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2006年5月31日 (水)



http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=060530013416


韓さんによれば、『チマ・チョゴリ制服の民族誌』の「あとがき」のサブタイトルである「ポスコロはコスプレである」は、菊地さんの言葉から引用したとのことです。


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2006年5月31日 (水)



『チマ・チョゴリ制服の民族誌』は藤井誠二さん推奨です。


http://ameblo.jp/fujii-seiji/entry-10012960708.html#tbox


(なんか、「週刊新潮は今日発売です」というTVコマーシャルのフレーズに似ている)


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2006年5月30日 (火)



『バックラッシュ!』にてお世話になっている上野さんと元『噂の真相』編集長の岡留さんが『サイゾー』6月号(インフォバーン)で対談をしております。


国分寺市問題では、本書の伏線となるような議論を展開していますし、『噂の真相』の一行情報で上野さんが宮台さんともに登場した話、さらには「宮台さん結婚問題」などが話題になったりしています。


そのほか、「『デスノート』解体新書」やリベリアの少年兵についてレポートした高橋邦典「遠い国リベリアの内戦とその後」、また今回のM2は宮崎さんが欠席して宮台さん×及川健二での特別対談となっています。


最近、内容がイマイチだった『サイゾー』。定期購読をやめて半年くらいたちますが、ひさびさに読みごたえのある号でした。


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2006年5月29日 (月)



ブログが20万アクセスで、双風舎のwebページが2万7000アクセス。


やっぱり更新するということは、たいせつなことなんですね。


いつも来ていただいている方、ときどき見ていただいている方、どうもありがとうございます。


ひとり出版社ゆえに、忙しくなるとなかなか更新できなくなりますが、どうか今後ともよろしくお願いいたします。


ちなみに、このエントリーは半分まで書いたところで宮台さんのゲラ・チェックをはじめてしまい、6時間ほど放置したあと、「ちなみに……」から書いている始末です。


『バックラッシュ!』ですが、とりあえず、すべての原稿はそろいました。超特急で作業をすすめて、途中で大きな事故がなければ、予定どおりに出せるかと思います。


珈琲好きのわたくしは、さきほど眠気覚ましに「スパークリング・カフェ」というのを飲んでみましたが、微妙な味でした。缶コーヒーは、JTのRootsシリーズがもっとも洗練された味だと思いますが、みなさんいかがでしょうか?


徹夜ばかりしていると、珈琲とアリナミンV(またはVV)ドリンクばかり飲んでしまい、胃がこわれてしまいそうになります。でも、なんだかんだいって身体が丈夫なので、このように締め切り前のめちゃめちゃな生活を送っていても、それほどこたえはしません。


そのうちツケがまわってくるのかもしれません。笑


(嗚呼、写真を貼る気力がありませぬ……)


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2006年5月28日 (日)



友人の二松まゆみさん(夫婦仲相談所の所長)が、「雫」という発泡酒の販促プロデュースをやっているとのこと。本人の写真もありますので、みなさん、眺めにいってみてください。


これを飲むと、ほんとに夫婦が恋できるのかなあ?


だれか試してみてください、ぜひ。


二松さんの写真が見られる「雫」販促ページはここ→ http://2shizuku.jp/


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2006年5月28日 (日)



くわしい情報は、ココ!→ http://d.hatena.ne.jp/Backlash/


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2006年5月26日 (金)



くわしい情報は、ココ!→ http://d.hatena.ne.jp/Backlash/


以上、ほんとうはチキさんやマチュカさんのように、ブログのデザインをいじって「常時告知形式」にしたいのですが、残念ながら私の技術ではできません。笑


よって、毎日、ブログの冒頭でキャンペーンページにリンクするよう、告知いたします。ああ、情けない……。


恥ずかしながら、上記ブログで私がコメントしております。よろしければご一読ください。


アマゾンの順位は、基準がよくわかりません。でも、トップ100以内に入ったりするのは、けっこう至難の業だし、入れば嬉しいものです。弊社の本で入ったことがあるのは、『挑発する知』くらいかな。この本は、発売前に、bk1で2日間くらい売上1位(事前予約だから、正確には売り上げていないんですが)になりました。


『バックラッシュ!』は、どこまでいくのだろう !?


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2006年5月25日 (木)



おはようございます。


韓東賢さんの『チマ・チョゴリ制服の民族誌』は本日、全国の書店に配本されます。


配本といっても、弊社の場合は、直接注文をいただいた書店のみに送ることになります。大手取次のような「パターン配本」はありません。


ですから、もしお近くの書店で同書が手に入らなかった場合は、書店にご注文いただくか、弊社宛にメール(プロフィール欄を参照)をいただければ、定価+送料200円ですぐに直送いたします。


以下は、同書をご注文いただいた書店のリストです。




■北海道


札幌大学生協、


■東北


ジュンク堂書店仙台店、ブックスアメリカン北上店、


■関東


紀伊國屋書店新宿本店、紀伊國屋書店新宿南店、紀伊國屋書店川崎店、紀伊國屋書


店北千住マルイ店、紀伊國屋書店さいたま新都心店、


ジュンク堂書店池袋店、ジュンク堂書店新宿店、ジュンク堂書店大宮店、


旭屋書店池袋店、旭屋書店銀座店、旭屋書店船橋店


ブックファースト渋谷店、ブックファースト青葉台店、ブックファースト神田駅前


店、ブックファースト銀座コア店、ブックファーストルミネ新宿1店、ブックファ


ーストルミネ新宿2店、


三省堂書店神田本店、三省堂書店下北沢店、三省堂書店新宿西口店、三省堂書店政


文堂、三省堂書店有楽町店、三省堂書店明大駿河台店


くまざわ書店蒲田店、くまざわ書店桜ヶ丘店、くまざわ書店津田沼店、くまざわ書


店東京オペラシティ、くまざわ書店八王子店、くまざわ書店つくば店


リブロ池袋店、リブロ青山店、リブロ吉祥寺店、リブロ港北店、リブロ渋谷店、リ


ブロ筑波店


丸善丸の内本店、丸善立教大学店、丸善津田沼店、丸善新宿エステック店


啓文堂書店吉祥寺店、啓文堂書店九段下店、啓文堂書店多摩センター店、啓文堂書


店八王子店、啓文堂書店府中店、啓文堂書店三鷹店


文教堂書店霞ヶ関店、文教堂書店渋谷店、文教堂書店中野坂上店、文教堂書店本


店、青山ブックセンター本店、


あおい書店上大岡店、あおい書店川崎店、あおい書店中野店、あおい書店高田馬場


店、


芳林堂書店高田馬場店、芳林堂書店津田沼店


八重洲ブックセンター本店、八重洲ブックセンター地下街店、


有隣堂厚木店、有隣堂川崎BE店、有隣堂横浜西口店、有隣堂ヨドバシAKIBA


店、有隣堂ルミネ町田店


書泉グランデ、東京堂書店、平坂書房、ブックデポ書楽、ラックス、三友堂書店、


書原杉並店、書原霞ヶ関店、オリオン書房、戸田書店前橋本店、


慶応大学生協日吉、慶応大学生協三田、國學院大学生協、神奈川大学生協、早稲田


大学生協コーププラザ店、早稲田大学生協文学部店、拓殖大学生協、亜細亜大学生


協、東京大学生協本郷、関東学院大学生協


■中部・東海


丸善名古屋栄店、ジュンク堂書店名古屋店、ちくさ正文館、名古屋大生協南部店、


精文館書店、谷島屋書店、戸田書店静岡本店


■関西


紀伊國屋書店梅田本店、紀伊國屋書店本町店、紀伊國屋書店京橋店、紀伊國屋書店


川西店


旭屋書店本店、旭屋書店京都店、旭屋書店天王寺Mio店、旭屋書店なんばシティ



ジュンク堂書店大阪本店、ジュンク堂書店天満橋店、ジュンク堂書店難波店、ジュ


ンク堂書店京都BAL店、ジュンク堂書店京都店、ジュンク堂書店三宮店、ジュン


ク堂書店三宮駅前店、ジュンク堂書店西宮店


ブックファースト梅田店、ブックファーストあべちか店、ブックファースト六甲


店、ブックファースト宝塚店、ブックファーストなんばウォーク店


リブロ江坂店、海文堂書店、談・文教堂書店新大阪店、アバンティブックセン


ター、喜久屋書店阿倍野店、ヒバリや書店本店、楽学書館Begin


■中国


ジュンク堂書店広島店、フタバ書店MEGA、フタバ書店TERA


■九州


ジュンク堂書店大分店、丸善福岡ビル店


■その他


アマゾンドットコム、図書館流通センター



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2006年5月24日 (水)



7月末までの期間限定で、どしどし更新いたします。


http://d.hatena.ne.jp/Backlash/


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2006年5月24日 (水)




あまり詳細をあきらかにせず、着々とすすめていた企画が、ようやくかたちになります。


以下、6月末に配本予定の新刊に関する情報を公開いたします。


なお、本書に関するくわしい情報やバックラッシュ全般(争点や問題点)について、著者の声、また編集作業の進行などについては、5月26日本日中に新設するブログのほうに掲載いたします。ご期待ください!


装丁については、デザインの詳細や色などについて、ただいま検討中です。今回、ご紹介したものは、あくまでも「ラフ」の段階のものなので、デザインや色が変わるかもしれません。ご注意ください。


さて、内容の詳細を紹介するのは、新設ブログにゆずります。ここでは、ごく簡単に企画の経緯などを。


そもそも、私が書店で宝島ムック『男女平等バカ』を目にしたのがきっかけでした。「男女平等」と「バカ」がどのように関連しているのか。そう思った私は、さっそく同ムックを読んでみました。そして、「つくる会」「正論」「諸君」的な論調で、ただただジェンダーフリーを叩くような内容に、あきれかえってしまいました。


同ムックを読んで、「男女平等で、何が悪い!」と思った私は、ある人に企画の相談をしました。そのときに、同ムックのような言説や論調が「バックラッシュ」と呼ばれる現象だと知りました。私自身は、「ジェンダーフリー」という言葉を擁護するわけでも非難するわけでもありません。とはいえ、「ジェンダーフリー」をめぐるバックラッシュ現象のひどさは目に余るものがあり、ここらでどうにかできないものかと考え、企画を思い立った次第です。


ですから、本書は「ジェンダーフリー」をめぐる現象や動きをテーマにはしていますが、けっして「ジェンダーフリー」を擁護するための本でもなく、非難するための本でもありません。ここは大きなポイントです。そのことは、執筆陣の顔ぶれを見ても、おわかりになるかと思います。とにかく、そろそろバックラッシュなんてやめて、第三の道をさぐろうではありませんか。それが本書の主たるコンセプトなのです。


半年の準備期間を経て、双風舎が送り出す、売れ筋の新刊です。


書店人の方がた、ひさびさに「祭り」の時期がやってきました。関連書のリストをつくり、提供させていただきます。この本を核にして、人文書や社会評論コーナーの「祭り」をやろうではありませんか。このブログで「祭り」が起きてはこまりますが、書店で「祭り」が起きるのは大歓迎です!


読書人の方がた、ごぶさたしておりました。『チマ・チョゴリ制服の民族誌』に引き続き、『バックラッシュ!』もなにとぞよろしくお願いいたします。いずれもすでに、アマゾンで予約・購入していただけます。



■タイトル : バックラッシュ!


■サ  ブ : なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?


■著  者 : 宮台真司、上野千鶴子、斎藤環、小谷真理 ほか


■定  価 : 本体1900円(予定)


■判  型 : 46判、並製、アジロ綴じ、400ページ(予定)


■初版部数 : 未定


■発行年月日: 2006年6月25日(予定)


■I S B N : 4-902465-09-4 C0036


■目  次 :


まえがき by 編集部


Ⅰ バックラッシュとは何か?


 宮台真司 ねじれた社会の現状と目指すべき第三の道


      ――バックラッシュとどう向き合えばいいのか――


Ⅱ 嗤う日本のバックラッシュ


 斉藤環 バックラッシュの精神分析


 鈴木謙介 ジェンダーフリー・バッシングは擬似問題である


 後藤和智 教育の罠、世代の罠


      ――いわゆる「バックラッシュ」に関する言説の世代論からの考察――


 <コラム> バックラッシュを知るためのキーワード一〇


Ⅲ 男女平等のアカルイミライ


 山本貴光+吉川浩満 脳と科学と男と女――心脳問題〈男女脳〉編


 澁谷知美 バックラッシュ言説は「非科学的」である


 小谷真理 テクハラとしてのバックラッシュ――魔女狩りの特効薬、処方します


 <コラム> 男女共同参画予算とは何か


Ⅳ ジェンダーフリー再考


 ジェーン・マーティン+バーバラ・ヒューストン ジェンダーを考える


 バーバラ・ヒューストン 「ジェンダー・フリー」概念に関するコメント


 山口智美 「ジェンダー・フリー」論争とフェミニズム運動の失われた一〇年


Ⅴ バックラッシュの争点を探る


 小山エミ 「ブレンダと呼ばれた少年」をめぐるバックラッシュ言説の迷走


 瀬口典子 「科学的」保守派言説を斬る!――生物人類学の視点から見た性差論争――


 長谷川美子 たかが名簿、されど名簿――学校現場から男女平等を考える


 荻上チキ 政権与党のバックラッシュ


 <コラム> バックラッシュ、七つの論点


Ⅵ バックラッシュを乗り越えるために


 上野千鶴子 不安なオトコたちの奇妙な〈連帯〉


       ――ジェンダーフリー・バッシングの背景をめぐって――


執筆者紹介



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2006年5月18日 (木)



配本は、予定どおり5月25日になります。都内の書店に並ぶのは翌日からになります。


おもて


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f:id:lelele:20060518032351j:image


うら


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2006年5月17日 (水)



f:id:lelele:20060517094855j:image


3号が発売になりました。


気になる記事は以下。


・森喜朗が「教育界の女帝」から受け取った「闇の2500万」


 『噂の真相』なきあとの政界タブー追求に、期待しております。


・双葉社に100万部刷らせたケータイ小説家Yoshiの正体


 へぇ~、そうだったんだ~。


・ついに天敵バーニングとジャニーズが手を結んだ!?


 そういえば昔、『サンデー毎日』と組んで、バーニングの本を出す予定があった。


・晴れときどき雷 by 豊崎由美


 『週刊SPA!』の福田・坪内対談は日本の文芸批評業界のホモソーシャル!?


その他、盛りだくさんです!


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2006年5月17日 (水)



『チマ・チョゴリ制服の民族誌』の編集作業は、ほぼ終了。


諸般の都合で、発売日は予定の5月25日よりも数日遅れるかもしれません。


引き続き、6月末発売予定の新刊の編集作業に追われています。こちらは、そろそろ詳細をあきらかにしようと思っています。売れ筋です。ご期待ください。


そんなこんなで、多忙につき、ブログ更新がままならず……。ご容赦ください。


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2006年5月17日 (水)



『神奈川大学評論』vol.53の特集は、「網野善彦――『網野史学』と日本歴史学」。


寄稿しているのは、中沢新一や赤坂憲雄、川田順造、福田アジオ、鎌田慧など、そうそうたる顔ぶれ。座談会は、安丸良夫・五味文彦・橘川俊忠。


これは「買い」だと思いますね。


前にも書きましたが、網野さんには、院生のときに授業を聞かせていただいたり、カンボジアの農村について書いた修士論文を一方的に「送りつけて」(笑)感想をうかがったり、K社にいたときには企画の相談をさせていただいたりと、いろいろお世話になりました。


企画の相談をしたときに、網野さんは「10年先まで、書く本が決まってるんだよね」と笑いながらおっしゃっていました。けっきょく、具体化する前に亡くなってしまったのですが……。


同誌で毎日新聞の記者が書いているけれど、網野さんは、一般の人びとからは絶大な人気を得ていたが、研究者からは冷たい目で見られていたような気がします。冷たい目というか、ひがまれ、やっかまれていたように思えてなりません。


日本史研究の「業界」というのは、脈々とつづいてきた「理論」や「史実」「認識」などを守る、いわば保守的な体質があったわけですよね(いまも、あるのかな?)。たとえ、マルクス主義系といわれるような研究者であっても、そういった体質にかわりがない。網野さんは、そういった保守的な体質に抗ったため、「業界」の人びとから、ときに干され、ときに冷笑されたのかもしれません。


でも、歴史の教科書だって、歴史研究書だって、どこまでほんとうのことが書かれているのかという疑問は、たえずつきまといます。だから、読者として、「これって、ほんとかよ!?」というスタンスで読む必要があるという点では、既存の歴史書も網野史学の本も、たいしてかわりはありません。


個別具体的な歴史の記述や理論などについては、ここではとりあえず置いておきましょう。そこで、網野さんの功績を考えてみると、やはり前述のごとく保守的であった日本史研究「業界」において、既存の理論や価値観にとらわれず、新たな視点から日本史をながめることの驚きやおもしろさを教えてくれたことだと、私は思っています。


「業界」の体質から考えると、それは勇気のいることです。さらに、自信がなければできないことです。既存のものを疑い、勇気と自信をもってそれに抗う。ここまでは、ある程度の努力があれば、誰もができることかもしれません。そこから先は、凡人にはなかなかできることではありません。


すなわち、その抗った成果を、ダイナミックで説得力のある記述にまとめる力があった、ということですね。権威のある研究者らによる、網野さんへの冷笑やら反発やらは、けっきょくのところ、そういった網野さんの記述の力に対するねたみややっかみであるような気が、私にはするわけでして……。


こんなことを書きながら、いまでもときどき、『日本の歴史を読みなおす』を読み直しています。笑


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2006年5月12日 (金)



本扉用のイラストを公開します。


こちらは冬用の制服です。


チマ・チョゴリ制服には、夏用と冬用があり、それぞれ装いが異なります。


そこで森さんに、双方の制服のイラストを依頼してみました。


はっきりいって、どちらもかわいいですね~。


まあ、「かわいい」だけではすまない複雑な歴史を、この制服は背負っているわけでして、そのへんは本書をご購入いただき、確認していただければと思います。


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2006年5月11日 (木)



先日、公開したイラストが、装丁でいったいどのように使われるのか?


ということで、今回はカバーのデザインを公開します。


写真の左側(約1/6くらい?)は本の「背」で、棚差しになってもチマ・チョゴリ制服を着た女の子が見えるように、デザイナーの大竹さんが工夫してくれました。


これにオビがついたら完成です。


なお、サブタイトルが変更前のままになっております。正しくは、「その誕生と朝鮮学校の女性たち」です。


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2006年5月10日 (水)



同書のカバー用に、森さんに書いていただいたイラストを公開します。


やっぱりチマ・チョゴリ制服って、かわいいですね。


みなさんはこの制服を、なんとなく見かけたことはあるかもしれませんが、あまりじっくり見たことはないのでは?


私自身は、このイラストをもって、はじめてチマ・チョゴリ制服をゆっくり眺めることができました。


この際ですから、穴があくくらい見ていってください。(笑)


こんなにかわいい制服なのに、心にイデオロギーが入り込むと、とたんに憎しみの表象と化して、切り裂いたりする人が出てくるんですね。悲しいことです。


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2006年5月 7日 (日)



本日、NHK総合で放映されるNHKスペシャル「プラネットアース」は、たいへん前評判がよろしい。質の高い番組だと思われます。


NHKと英BBCが5年をかけて制作した11本ものの大型企画で、とりあえず第1シリーズとして、今夜から4夜連続で放映される模様。


番宣によると、「誰もみたことのない地球の素顔を、極上の映像で描く」そうです。


http://www.nhk.or.jp/special/onair/planet.html


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2006年5月 6日 (土)



ニコニコしながら「5月5日は亀田の日」とかいってる局アナ(無理矢理いってるんでしょうけど)の姿にあきれ、ゲストの哀川翔(無理矢理引っ張り出されたのでしょうけど)の力のないコメントにあきれ、チャンネルを「ドラえもん」&「クレヨンしんちゃん」に切り替えてしまいました。


まあ、強気なイメージが先行してしまったあまり、引っ込みがつかなくなった感がありますが、そんな亀田一家もお金の契約とか裏社会の人たちとの関係上では、強気一辺倒ではすまないものがあるんでしょうね。


以下のコメント欄が熱くなっております。


http://app.blog.livedoor.jp/easter1916/tb.cgi/50449920


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2006年5月 6日 (土)



チマ・チョゴリ本は、再校まで終了。9日か10日に出張校正で念校をチェックして、本文の作業は終了。


森さんによるカバー&本扉用のイラストは、ラフが上がってきた。著者の韓さんも森さんも、ある種の制服オタクなので、制服の詳細に関するふたりのやりとりに、私はまったくついていけない。オタクというよりも、制服に恋してるって感じかな。


カバーやオビ、本扉などのデータは、10日に入稿して終了。


そろそろ次の本に本腰を入れて取り組まなければ。


ちなみに、写真の『ハッピーピープル』とチマ・チョゴリ本は、何の関係もありませんのであしからず。


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2006年5月 6日 (土)



コンビニでジャケ買いの1冊、『ハッピーピープル』。


とてもおもしろかったです。


このシニカルな内容のまんがを、小学・中学の子どもがどう読んでいるのでしょうか。


けっして「教育によろしくない」といった意味ではなく。子どもが読んでも、ぜんぜんかまわない、という前提で。子どもたちの読後感が知りたいですね。


まんがは、奥が深いですなあ。


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2006年5月 4日 (木)



スパムが多いので、会社のメアドを変更します。


アドレスは、プロフィール欄とwebページに掲載しました。


よろしくお願いいたします。


しかし、読まれないメールを送りつづけることに、どんな意味があるんでしょうね。それとも、すくなからず読んでいる人がいるのでしょうか。


そのへんを、スパムを送る側の人に聞いてみたいなあ。


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2006年5月 2日 (火)



今日、チマ・チョゴリ本の再校が出る予定。黄金週間なので、出ないと困ります。


モリモト印刷さん、なにとぞよろしくお願いいたします。


さきほど、オビに入れる文章と奥付のテキストデータをデザイナーに送る。


さすがに半年ほど本を出していないと、資金的に厳しくなってきた。


創業から現在までのデータから、おおよその金額だが、2000円弱の本を1万部くらい実売すると、双風舎は1年くらい生き延びることができるようだ。(笑)


もちろん、なるべく少ない点数で1万部売れればいいわけだが、なかなかそうもいかない。


刊行点数を多くすればするほど、実売数のハードルは高くなる。


昨年は、『冷戦文化論』と『限界の思考』『デリダの遺言』の3点で、実売数の合計がおおよぞ1万部弱。だから、いま、こうしてブログを書くことができているんですなあ。


いやはや、危うい、危うい。ひとり出版社なんて、人には勧めることができません。


最近、気づいたことだが、資金的に厳しい見通しがたってくると、売れ筋の企画をひねり出すことができるし、編集作業も苦でなくなる。当然といえば当然のこと。いずれにしても、ルーチン・ワークで、いつもいつも企画を「ひねり出さなければならない」状態であるよりも、あえて崖っぷちに立ったうえで企画を考えた方が、気合いが入るような気がしてきたし、実際に気合いが入っている。


ただし、考えることと動くことのさじ加減がむずかしい。この半年のように、考えてばかりだと、なかなか動かなくなってしまう(作業する気がなくなってしまう)。一方、動いてばかりいると、考える時間がなくなってしまう。崖っぷちに立つと、けっこうそれらが両立できてしまったりする。


あと、ひとりでやっているから、サボろうと思えばいつでもサボれる。これも問題だ。


最近も、忙しいと言いながら、DVDレンタルでアメリカの連続ドラマ「24」(Twenty Four)を見まくっているわけで……。


重大事件が発生した際のテロ対策ユニットの1日を、24回に分割して1時間ずつのドラマにしているわけだが、このドラマ、エラくおもしろい。というか、ハマってしまう。


先月半ばに1stシーズンを見はじめて、すでに4thシーズンのなかばまで見てしまった。初期のころは、一度に8時間分くらい見ていた。さすがに最近は、編集作業の合間に見るだけとなった。


アメリカ本国では、すでに5thシーズンがはじまっているらしい。とても楽しみだが、忙しいときにDVD化しないでほしいなあ。


いろいろありますが、トラの寝方がおもしろかったので、写真を撮りました。


また作業が進んだら報告します!


もう一冊の本もつくっているのですが、こちらはギリギリまで内容をシークレットにいたします。そのかわり、内容を公開するときは、祭のはじまるときだと思って、楽しみにしていてくださいね。


では。


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