2007年8月31日 (金)
連載「思想の死相」を更新しました!
またまた遅れてしまいましたが、連載「思想の死相」を更新しました。
今回は「デリダの思想を読む 2」と「同 3」の2本の更新です。
ぜひご一読ください!
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
またまた遅れてしまいましたが、連載「思想の死相」を更新しました。
今回は「デリダの思想を読む 2」と「同 3」の2本の更新です。
ぜひご一読ください!
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
どうせ無理だと思って、何のアクションも起こさなかったのに、ある人の好意で、突然チケットを手に入れることができた。とても嬉しい!
15時開演で、これまでリリースした曲を全部やるんだから、たまりません。
世界ロック選抜 <ファイナル>
全曲やって裏夏フェスをぶっ飛ばせ!! ※世界ロック選抜な人々ゲスト有り!!
サンボマスター vs サンボマスター
9月1日(土)東京 両国国技館
日乗 | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
22歳のとき、私は横浜・寿町で日雇い労働を半年ほどやった。前の仕事を辞め、次の仕事を見つけるまでの「つなぎ」だった。また、日給で賃金が割高であることや、ただ単に寄せ場というものに興味があったので、やってみたのであった。
当時、求職の方法はふたつあって、第一は職安で仕事を斡旋してもらう方法。第二は寄せ場をうろうろしている手配師に仕事を斡旋してもらう方法。私はおもに、職安から仕事を斡旋してもらっていた。
寄せ場で数日働いていれば、以下のような情報が誰に聞くともなく集まってくる。つまり、手配師が暴力団とつながっている場合が多いこと。彼らの斡旋する仕事には労災の補償もないこと。ピンハネする額が多いこと。彼らが紹介する日給の高額な仕事は、リスキーなものが多いこと、などなど。
こうしたブラックな存在である手配師は、一般的には人がやりたがらない仕事を見つけ、それを日雇い労働者に紹介する。求人と求職のバランスを最底辺で調整していたという意味で、ある意味では手配師の存在は必要悪なのかもしれない、と当時の私は思っていた。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
■ある人の薦めで、河内孝著『新聞社――破綻したビジネスモデル』(新潮新書)を買って読んだ。著者の河内さんは、昨年まで毎日新聞社の常務を務めていた方。同書は著者の長年にわたる新聞社勤めを活かしたもので、かなり徹底した新聞業界批判になっている。ていうか、一読して、まったくそのとおりだと思った。再販制に守られた護送船団方式の解体の必要性、電子メディアを利用した販売形態への移行、などなど。
で、問題はここから。「週刊文春」8月30日号に「読売が『1000万部』を割る日」という河内さんの手記が掲載された。同記事によると、退職後も毎日新聞社の社友であり、関連会社の顧問であった河内さんが、「一緒に仕事をしていた人間が一年もせずこのようなことを、のうのうと書くことに強い違和感を感じる」という同社の北村正任社長ら現役員によって、関連会社の辞任を迫られ、社友の称号を剥奪されたとのこと。
日乗 | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
■高校野球の決勝戦。佐賀北×広陵。8回表まで0対4で負けていた佐賀北が、8回裏に押し出しと満塁ホームランで逆転して5対4に。去年の決勝で、駒大苫小牧の田中投手(現楽天)がしばしば「野球の神様」といっていたが、この試合を見ていたら、本当に野球の神様がいるのかもしれないと思ったり(笑)。公立高校の優勝は11年ぶり、佐賀県勢では2度目の優勝。おもしろい試合でした。普通に働いていたら、見れないよね。自営業に感謝!
そういえば、昨晩は桧山が代打満塁ホームランを打って、阪神がヤクルトに逆転勝ち。やっぱり野球の神様がいて、ときどき微笑んだりするのかな。
■厚生労働省が全国の自治体に対し、保育園の保育料滞納についての調査をおこなった。保育料全体の1.9%、金額にして90億円が滞納されていることがわかったそうだ。さらに、滞納する傾向は、近年になって上昇している。これに対し厚生労働省は、支払っている人との公正をはかるために、滞納者には差し押さえなど厳格な措置をとるとのこと。どうなんだろう。差し押さえするよりも、なぜ滞納が増えているのか、また、なぜ滞納の傾向が近年になって上昇しているのか、という理由を解明し、その原因を解決するのが先決だと思うのだが。もちろん、払えるのに払わないという悪意の滞納者もいるだろうが、私自身の保育園との関わりでいえば、払いたくても払えないという家庭のほうが多いような気がする。それを確かめるためにも、厚生労働省には、差し押さえの前にやるべきことがあると思う。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
たいへん遅れましたが、連載「思想の死相」を更新しました。
今回からデリダの思想に関する論考となります。
ぜひご一読ください!
日乗 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
■ブログの記事数が666となり、ビビる。ダミアンくんの恨みをかわぬよう、早く更新して記事数を667にしよう(笑)。
■昼夜逆転の日々。どこかで生活を改善しなければ……。
■劇場版仮面ライダーを観る。ゲキレンジャーとの二本立てだったが、はじめの15分くらいで寝てしまい、終演の10分前に起きた。だから、仮面ライダーのエンディングテーマである175Rの「夢で逢えたら」は、かろうじて聞くことができてよかった。
■TBS「パパとムスメの7日間」最終回。結果として、館ひろしが女子高生っぽい振る舞いをするのがウケたのと、新垣結衣がかわいかったことくらいしか印象に残らず。
■仕事の息抜きにDSをやっている。ニュー・スーパーマリオブラザーズが終了し、ドラクエ・モンスタージョーカーに手を出す。もうすぐ最終段階に入るので、次に何をやるのか考えなければ。オススメ情報乞う。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
好評連載中の『思想の死相』ですが、あまりにもバタバタしていることから、すこし更新が遅れてしまいます。申し訳ありません!
また、『思想の死相』は全国の書店で発売中です。こちらもよろしくお願いいたします。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
このふたつは、維持派と改正(再販制は廃止)派の対立図式が似ています。
いずれも現行法(制度)を守ろうという勢力が存在し、それを変えようという勢力が存在します。当たり前ですが(笑)。ここで問題にしたいのは、どこがどう似ているのか、ということです。
憲法9条の場合、維持派は平和主義を唱え、自衛隊の存在がすでに解釈改憲となっていることについて多くを語らず、対米自立を果たすには日本にある程度の武装が必要であることも多く語りません。
一方、改正は非武装中立が対米自立の足かせになっていることや、自衛隊の実態が軍隊である(ちなみに、カンボジアでは首相も含めて、誰もが迷わず自衛隊員を「兵士」と呼んでいました)にもかかわらず、9条のために国際的には軍隊として認められないことの不自由さを語ります。もちろん、この議論を前に進めるためには、戦争自体が大好きなミリタリーオタクのような人が、国防の中枢に入り込まないようにするという前提が必要でしょう。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
■6月以降、宮台さんと藤井さんに何度も会って(もう5回くらいになる)、話を聞いています。というか、おふたりで対話をしてもらっています。このおふたりと、年内発売予定のサヨク批判本をつくっていることは、すでに書きましたね。いまから予告しておきますが、この本はただただサヨクを「どんかん」だと批判する内容ではありません。現在のサヨクを批判することは、ほぼそのまま現在のウヨクを批判することにつながり、おふたりはいずれの「党派」(と呼べるかどうかもあやしいもの)にも何某かの愛着があるからこそ、この時期に批判しておくべきだと考えています。「内容を充実させて、これまで出した双風舎の本で、一番売れるものにしよう」と気合いを入れつつ、作業は着々と進んでいます。ご期待ください。
■テレビ東京「怒りオヤジ3」を見ました。木曜は、「新潮45」の中瀬さんと作家の岩井さんが出演するMXテレビの「5時に夢中」と、この番組が楽しみ。今回の「怒りオヤジ3」は、怒りオバはんとして藤田弓子さんが出演。ふたりの若者と話すわけですが、若者のひとりが「くずお」を自称する脱力系の男性でした。夢は「なりあがり」で、趣味は宝くじの購入。消費されるだけなので正規雇用は求めず、死は最高の省エネなんだそうです(死に関しては、たしかにそうかもしれませんが)。先日、某学者さんに、赤木さんのように物言う若者は大丈夫で、問題なのは「くずお」さんのような顕在化しない物言わぬ若者の増加なのかもしれない、という話を聞きました。私は、物言う若者だから大丈夫だとは思っていません。しかし、存在が見えない(見えにくい)という意味では、「くずお」さん的な物言わぬ若者の増加にもアンテナを張る必要があるなあ、と思いました。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
様々な文献から、学歴社会と受験戦争に関する重要な記述のみを引用・掲載している本です。このリーディングスというシリーズ、ほかにも「いじめ・不登校」「非行・少年犯罪」「愛国心と教育」「子どもと性」など、興味深いテーマを取り上げています。基本的には研究者向けだと思います。でも、「このテーマについて、突っ込んで知りたい」という一般読者にも読める内容です。本田由紀さんと平沢和司さんの編著。リーディングス 日本の教育と社会―第2巻 学歴社会・受験競争posted with amazlet on 07.08.14本田 由紀 平沢 和司 広田 照幸
日本図書センター (2007/02/22)
売り上げランキング: 79715
こちらも本田さん編著の本。おつかれさまです。活躍しすぎで身体を壊さぬように(笑)。この本は、最年長の執筆者が1968年生まれ、最年少は85年生まれ、多くの執筆者が70年代生まれという、若手研究者の調査・研究成果をまとめたもの(本田さんが最年長か……)。院生ながら本を出して活躍する高原基彰さんや阿部真大さん、そしてNPOもやいの湯浅誠さんも寄稿しています。文章の元気がいいし、研究といってもルポに近いものが多く、好感の持てる1冊でした。「若者のいま」を知りたい読者におすすめです。若者の労働と生活世界―彼らはどんな現実を生きているかposted with amazlet on 07.08.14本田 由紀
大月書店 (2007/05)
売り上げランキング: 2784
書籍・雑誌 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
課題に出していたレポートの採点が終わり、一段落したので、報告させていただきます。
今年の4月から7月まで、東京大学大学院情報学環教育部で「実践メディア産業論(出版)」という講義を担当しました。
これまで姜さんや北田さん、上野さんたちに会うため、しばしば東大本郷には通いましたが、まさか自分が講義をする側になるとは思っていませんでした。
よい経験をさせていただきました。北田さん、ありがとうございます。
教育部というのは、東大以外の学生にも門戸を広げたうえで、東大ではメディアに関わる研究者が多い情報学環(もとは新聞研究所→社会情報研究所→情報学環)の特性を活かし、メディアに関する様々な講義をおこなうところです。
教育部に関するくわしい情報は、こちらをどうぞ→Wikipedia
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
じつは、姜尚中さんと宮台真司さんの共著『挑発する知』(弊社刊)ですが、年内に「ちくま文庫」より文庫化されることが決まりました。
文庫化に際しては、最新事情も含めたかたちでのおふたりの対談を追加するとのこと。対談は以下のかたちで、公開にておこなわれる模様。
ジュンク堂の会場は、参加できる人数に限りがあるので、早めに予約されたほうがいいかもしれません。もしかしたら、すでに満席かも。
まだ単行本の在庫はあります。例のブックデザイン(小口に二人の顔)なので、それなりに稀少性はあると思います。こちらも引き続きよろしくお願いいたします。
「この国のデザイン その可能性と不可能性」 - 姜尚中・宮台真司9月13日(木)19時~ 姜 尚中(東京大学教授)、宮台 真司(首都大学東京教授)
ジュンク堂書店池袋本店〔営業時間〕 10時~22時 (定休日:1月1日)
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL 03-5956-6111 FAX 03-5956-6100
☆お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターで承ります。(電話:03-5956-6111)
☆入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最後に会ったのは、4年くらい前でしょうか。
尊敬している雑誌編集者と呑みました!
年下なのですが、経験と実績はまったくかないません
以下、興味深かった彼の発言をいくつか。
「ぜったいに、どんなことがあっても、部下やライターを怒らない」
なかなか貫徹できない姿勢ですね。
「部下やライターは、どんなことがあっても守る」
これなら裁判沙汰になる可能性があっても、部下やライターは安心です。
「自分が関わるかぎり、かならず売れる雑誌にする」
実際、関われば売れる雑誌になっているのですから、すごいことです。
「世の中が右にぶれれば左になり、左にぶれれば右になる」
私もほとんど同じスタンスで本を出しています。
最後に、「日本一おもしろい雑誌を、一回限定で双風舎から出しましょう」と相談したところ、苦笑いをしつつ「そうですね!」なんて答えていただけました。
ほんとだったら嬉しいんですが(笑)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
音楽でも聴いて気を紛らわせようと思い、気になっていたCDを買いました。
夢で逢えたなら・・・(初回生産限定盤)(DVD付)posted with amazlet on 07.08.08175R
EMIミュージック・ジャパン (2007/07/25)
売り上げランキング: 515
very special!!posted with amazlet on 07.08.08サンボマスター
ソニーミュージックエンタテインメント (2007/07/25)
売り上げランキング: 1874
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
たいへんお待たせしております。
連載と銘打ちながら、斎藤さんの往信を掲載して以来、更新が止まっている往復書簡企画。
私の力不足で、茂木さんからの復信がなかなか掲載できていません。連載を楽しみにされている読者の皆様ならびに斎藤さんに、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
一昨日には、菊地成孔さんにブログで書簡を取り上げていただき、昨日には斎藤さんご自身が書簡について言及されました。また、多くのブロガーの皆様から、「まだ更新されないのか」というご指摘をいただいております。
一日でも早く復信を掲載すべく、あらゆる手段を使って調整させていただく所存です。
申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちくださいませ。
日乗 | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
編集部に送っていただきました。
ありがとうございます。
「不思議ナックルズ」(ミリオン出版)は増ページとなり、背表紙がつきました!
同時に執筆陣がパワーアップしています。
注目の記事は、以下です。
吾妻博勝さんの「幻のゲテモノ・バーガー列伝」と「封印された『日本版オオカミ少年』の記録」。
上原善広さんの「『コトリバコ』の正体を暴く」。
朝倉喬司さんの「死神に魅入られた町」。
大泉実成さんのインタビュー記事「異能者たちの日常――平山夢明」。
ぜひご一読を。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
新刊の『思想の死相』ですが、ようやくアマゾンドットコムに書誌データが掲載されました。
以前は、和書仕入の担当者にデータを送ると、数日後には掲載されていました。しかし、システムが変わり、書誌データは和書仕入の代表のメアドに、書影データは専用FTP送信ソフトを利用して、それぞれアマゾンに送るようになりました。
システムがそうなってから、書誌データも書影も、送ってから掲載されるまでの時間が長くなりました。今回などは、けっきょく配本後の掲載となってしまい、予約の受注はできませんでした。
配本後に掲載となりましたが、アマゾンと弊社のあいだに入っている取次・大阪屋さんの担当者が、「掲載されないようでしたら、今回は私がやっておきます」と手配してくれたから掲載されたんですね、じつは。
で、アマゾンへの書誌データの掲載について、あらためて大阪屋さんに問い合わせたところ、アマゾンのベンダーセントラルなる部署にメールを送り、パスワードを発行してもらうと、出版社が自分で書誌データをつくれるようになる、とのことでした。
そのベンダーセントラルには、7月初旬にメールを出しているのですが、現在にいたるまでまったく反応なし。弊社の本は、発行部数の1割以上がアマゾンで売れるので、どうにかしたいところなのですが……。
いずれにせよ、『思想の死相』はアマゾンでも購入できるようになりました。ぜひご利用いただければ幸いです。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
仕事に飽きてくると、つけっばなしのテレビを見るか、DS(いまはニュー・スーパーマリオブラザーズ)をやるか、人のブログを読むことが多いんですが、最近、それにニコニコ動画(ニコ動)が加わってしまいました。
そのニコ動、ようやく午前2時から19時まで見られるようになったのですが、この時間帯って、ちょうど日中に仕事をしていて、息抜きするときに見てしまう時間帯なんですね。
で、ちょくちょく訪ねていっては、おもしろそうな動画を見ているわけです。
このところ、ヴィジュアル系の音楽を聴くようになったことから、黒夢とかラルクとかの動画をちらっと見ました。そのあと、たまたまXジャパンの動画も見てみようかと思ったわけですよ。
そして、以下の動画を見たわけですよ。
X+おっくせんまん!(Version J) METAL of OKUSENMAN
http://www.nicovideo.jp/watch/sm233641
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)