2007年12月 9日 (日)
朝日新聞の書評

2007年12月9日付の朝日新聞13面に、赤木智弘著『若者を見殺しにする国』の書評が掲載されました。
評者は、赤井敏夫さん(神戸学院大教授)。タイトルは「現代をいさめる捨て身の戦略」。
以下の一文が印象的でした。
むしろ注目したいのは、おのれの私生活を剥き出しにするという捨て身の戦略が、ある意味で私小説的な手法にもとづく表現形態であることだ。強者への道徳の強制という極端な主張は、自らにひそむ業のありように自覚的であるからこそなされたものと見るべきだ。
(朝日新聞 2007年12月9日 13面)
私がなぜ赤木さんに注目したのかという理由が、じつに的確に指摘されています。
よほどの覚悟がないかぎり、捨て身の戦略はとれません。恥ずかしいですからね。もちろん赤木さんが捨て身だからといって、赤木さんに批判的な方々にも「捨て身になれ」とは言いません。
しかし、そういう方々には、ただただ細かい論点に文句をつけつつ、自分の思考を開陳し、自己満足するのではなく、なぜ赤木さんが捨て身なのかということを、考えていただきたい。そして、もっともっと、捨て身で書かざるをえなかったことについての意味を、議論していただきたいと思っています。
今日は新宿でのトークセッション。
この「捨て身」と「強者への道徳の強制」について、赤木さんと宮台さん、藤井さんの3人で議論していただこうと思っています。
日乗 | コメント (0)
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