双風亭日乗

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2008年1月 2日 (水)

あけましておめでとうございます!

昨年は、このブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。

新しい年を迎えるにあたり、いつも弊社の本をお読みいただいているみなさんに、心よりお礼を申し上げます。ひとりでも多くの方に読んでいただけるような本をつくるべく、今年も精進いたします。

あいかわらず、自分でも笑ってしまうくらいギリギリの経営状態です。しかし、読者のみなさんや書店人のみなさん、取次のみなさん、そして著者のみなさんからあたたかい励ましの声をいただきつつ、昨年は苦境を乗り切ることができました。

新年早々、サブプライムローン破綻の余波が日本を直撃するそうですね。その影響で、原油高と穀物高もすすむ一方とか。こうして日本の景気は右肩下がりになればなるほど、政府や財界は貧者や弱者に対して「自己責任」の声をあびせ、みずからの責任を個々人の責任にすり替えることは目に見えています。

そうした無責任な声には安直に同調せず、ときには「自己責任」だからダメなんだといわれている人(私自身も含めて)の声や姿を想像し、協力すべきは協力し、闘うべきは闘う。理想のみを高くかかげ、実際には問題が解決されず、ただただ集うことに安心感を求める左派的な「協力」ではないかたちで。

まあ、私の生業は出版ですから、まずは自分自身が喰っていくことを念頭に置きながらも、ユーモアとアイロニーを忘れずに、本というツールを使って、いろんな方々と協力し、闘っていければと思っています。

元日の未明には、近所の浅草寺までいきましたが、初詣客が雷門から長蛇の列をつくっていたので、初詣は後日、いくことにしました。帰宅して、溝口健二監督の「赤線地帯」を見たら、ファーストカットが浅草寺でした。内容は、売春禁止法が公布される直前の吉原の状況を描いた作品でした。

年賀状は出しませんので、このエントリーをもって新年のあいさつにかえせさていただきます。今年も引き続き、よろしくお願いいたします。

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