双風亭日乗

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2008年2月 8日 (金)

「他者的・独善的」といわれてしまいました(笑)

私はときどき「週刊金曜日」という雑誌で、「読み方注意!」という書評コラムやテレビ批評を書いています。同誌1月11日号の「読み方注意!」では、花村萬月著『沖縄を撃つ!』を取りあげました。そして、同誌の2月8日号(本日発売)の「論争」という欄に、吉田健正という方による「『読み方注意!』に読み方注意」というタイトルの反論が掲載されました。

吉田氏の反論の末尾では、「二人の他者的・独善的な沖縄観が透けて見える」と、花村さんと私が断罪されおります。いや~、自分が書いたものが、これほどスパッと断罪されたのは久々のことなので、なんとなくウキウキしましたよ。断罪してもらえるようなことを書いたつもりは、なかったものですから。

とはいえ、反論の内容は「自分の主張は正しいのだから、それに文句をいう奴はゆるせん」という、どこまでいっても平行線になるようなものなので、再反論する気にはなりませんでした。花村さんの著書を借りて私がねらったのは、反戦平和以外の問題には「他者的」であり、「自分の主張は正し」くて、それに抗う声は断罪するような「運動家」の方々の振るまいと、その「独善」性をやんわりと批判することでした。

そして、いみじくも「他者的」と「独善的」という言葉が返ってきたわけです。まさに「その言葉をそのままお返しして、反論に代えさせていただきます」という感じですね(笑)。

このように、同じ誌面のなかで自然に論争が起こる「週刊金曜日」という雑誌は、なかなか味があると思います。ひと昔前の同誌であれば、こんなことはなかったでしょう。ゴリゴリの左翼雑誌みたいに思っている人がほとんどでしたから。それだけ同誌が変わってきたということなのかもしれません。もちろん、自由闊達な議論が可能な場所へと、開かれてきているという意味での変化です。

いずれにしても、書いたものを読まないとよくわからないかもしれません。私が書いたものは、編集部の許可があれば、のちほど全文掲載します。反論については、現在、発売中の「週刊金曜日」(p63)を手に取ってみてください。

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