■携帯電話を床に置いて充電していました。ちょっとしたはずみで、折りたたみ椅子が床に倒れ、携帯電話を直撃……。電源は入るものの、液晶が壊れ、画面にはインクをこぼしたような図柄が表示されるのみ。そのとき、電話がかかってきたので、「入」ボタンを押してみたら、普通に通話できました。でも、これじゃあ使えませんなぁ。今回、壊れてしまったドコモのF902iは、愛着のある機種でした。いちど702シリーズに機種変してるんですが、それを人にゆずり、F902iを使い続けていました。ワンセグも音楽もいりません。カメラと電話とiモードが使えるような安い携帯って、あるんですかね。探してみよ。
■日曜日の真っ昼間に、フジテレビが「ザ・ノンフィクション」という良質のドキュメンタリーを放映しています。先々週と先週の2回は、韓国人男性と結婚した(結婚する)日本人妻の話でした。国際結婚というのは、定住する国の側の親族が、よほど他国から来た側の妻(または夫)を気づかわないと、なかなかうまくいかないものなんだなあ、と思いました。カンボジアにいたときも、日本人とカンボジア人が結婚する姿をよく見ましたが、カンボジアで暮らす場合は日本人がたいへんそうでした。まあ、国によって多少の違いはあるんでしょうけれど。
■でも、「ザ・ノンフィクション」という番組名はいかがなものでしょう。たしか先月、「週刊金曜日」の書評で石井光太著『物乞う仏陀』(文藝春秋)を取り上げましたが、同書のオビに「衝撃のノンフィクション」とか書いてありました。だから、書評では本の内容を高く評価したうえで、「書いたものであれ撮影したものであれ、人が編集したものは全部フィクションじゃん」という主旨の文章を書きました。つまり、「ノンフィクション」だということをうたい文句にするのは、愚の骨頂だと思うわけです。本がよいかどうか、また番組がよいかどうかを評価するときに、フィクションかどうかなんて、ぜんぜん関係ないっすよ。
■最近、発売になった雨宮処凛・佐高信著『貧困と愛国』(毎日新聞社)ですが、冒頭から赤木さんの話題で盛り上がっていると聞きました。はやく読まなければ!
■いやまあ、校正してるとブログの更新が進みますなあ(笑)。
日乗
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