2008年4月18日 (金)
本日のつれづれ
■ポストを開けたら、なけなしの小遣いをはたいて買ったPerfumeの「GAME」がアマゾンから届いていました。さっそく聴きましたが、いや~、いいですね。文句ありません。若者も、40代のおっさんも、とりこにしてしまう中田ヤスタカの楽曲。こりゃぁ、YMO以来のテクノポップ時代の幕開けかも。
■昼のワイドショー「ピンポン」(TBS系)で、旭屋書店銀座店が閉店することを知りました。6月には水道橋店も閉店とのこと。ジャーナリストの二木啓孝さんが、続々と書店がつぶれる理由を、ネットのせいにしていたのが滑稽でした。そんなの前からいわれていました。つぶれない書店が、出版社が、著者が、そして読者が、どれだけ工夫し、努力して「物としての本」を売ろう(買おう)としているのか。それを二木さんには考えていただきたいっす。
■じつは、旭屋書店の各店にいくと、人は足りなそうだし、本が補充されず棚に空きスペースがあったり、整理中の本が無作為に放置してあったりと、気になることがたくさんありました。一方、各店独自の棚づくりがおこなわれているようで、人文書のラインナップなどは、独自性があったように思えます。いずれにしても、ときどきかよっていた書店がなくなるのは、さみしいものです。
■私、あまりお酒を飲まないほうなのですが、浅草にいい感じのBARを発見しましたので、いずれ紹介いたします。土日や祭りの日に浅草を訪れると、なんとなくにぎわっているように見えます。しかし、その実態は「店の伝統にのっかって、ろくな営業努力もせずに、観光客による収入で喰っている、味の落ちた老舗」が表面上のにぎわいを見せているだけで、ちょっと裏面をのぞけば、窮地に立たされている店が多いように思えます。ほんとうは、老舗じゃなくてもいい店がたくさんあるのに。
■本田由紀著『軋む社会』ですが、ただいま初校ゲラのチェック中。装丁のデザインもそろそろ決まる予定です。
日乗 | コメント (2)
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コメント
「中田ヤストシ」ではなく「中田ヤスタカ」ですよ。
投稿: 為念 | 2008/04/19 21:44:46
失礼しました。訂正します!
投稿: lelele | 2008/04/19 22:49:04