双風亭日乗

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2008年6月 3日 (火)

上野千鶴子さんと本田由紀さんのトークセッション

本田由紀著『軋む社会』の刊行を記念して、トークセッションをおこないます。
第1回の本田さんのお相手は広田照幸さん。そして、第2回のお相手は上野千鶴子さんです。

以下、トークの詳細です。ぜひご参加ください。

本田由紀著『軋む社会』刊行記念トークセッション

<タイトル> 「次世代のためにすべきことは何か――超能力主義、家庭教育、そして若者をキーワードに」

<講  師> 上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
        本田由紀(東京大学大学院教育学研究科准教授)

<場  所> 三省堂書店神保町本店 8F特設会場

<日  時> 2008年6月27日(金) 18:00開場 18:30開演

<参加条件> 店頭またはお電話にてご予約のお客様、先着100名に整理券を配布。当日参加費として¥500-お支払いいただきます。トークセッションのあとサイン会を予定。対象本は特になし。持ち込みの書籍にサイン可。

<ご予約先> 三省堂書店神保町本店 4階(電話 03-3233-3312)

<内  容>
5月に刊行した『軋む社会』で本田由紀は、教育、仕事、若者、そして家族を事例にしつつ、日本社会の軋みについて述べた。今回のトークセッションでは、本田が指摘するような仕事における「超能力主義(ハイパー・メリトクラシー)」と家庭における「教育」、さらに「若者」に関する諸問題の三点にしぼって対話を進めていきたい。

本田には、それぞれのテーマについての持論を展開していただく。そして、長年、ジェンダーの視点から日本社会を分析・研究し、提言をおこなってきた上野千鶴子には、こうした本田の議論をどのように受けとめているのか語っていただく。

いま、日本社会の何が問題なのか。私たちが次世代のためにすべきことは何か。おふたりの議論が化学反応を起こし、現代日本の軋みをあぶり出す。さらに、その化学反応は、軋みを緩和するためのヒントをも提示する。

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上野千鶴子さんと本田由紀さんのトークセッション:

» 『軋む社会』、読了 トラックバック 本屋勤め人、等々力哲
 本田由紀さんの『軋む社会』、読了。本田さんは名文家だ、とつくづく思う。  前半までの感想は少し記したが、後半も粒ぞろい。  「Ⅲ 働くことの意味」と「Ⅳ 軋む社会に生きる」は、阿部真大さんの議論を適切に広げ、発展させていて、建設的な議論のお手本を見た気がした。  読み始める前には異色に思えた鼎談「ハイパー“プロ文”時代がやって来た!」もいい。色んなことを本田さんは語っておられるのだが、印象深かったのは下記の発言。  「いま、集団という言葉を使っていますが、組織とか党ではなく... 続きを読む

受信: 2008/06/07 6:38:15

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