双風亭日乗

« 『重罰化は悪いことなのか』の予約開始! | トップページ | 久田ナックルズ、始動! »

2008年10月13日 (月)

浅草のBAR(FOS)

20081013022220
仕事がらみで会う人も、大学関係の人も、なぜか東京の西側に住んでいる人が多いんですよね。ここでいう西側は、山手線を南北で真っ二つに割って、新宿側が西側で、上野側が東側です。私は、カンボジアから帰国して以来、ずっと東側に住んでいるし、それで満足しているので、西側に住むことの便利さとか「よさ」とかが、いまひとつわかりません。きっと、それがあるから西側の住む人がたくさんいるのだと思いますが。

さて、西側に住む人たちに、私はしばしば「浅草に来てくださいよ」と声をかけます。その場では「ぜひぜひ!」なんて話になるのですが、実際にはなかなかいらっしゃってくれない方がほとんどです。やっぱり、西側から浅草は遠いのでしょうか(笑)。

話はかわりますが、「DANCYU」という雑誌の巻末に、「バーテンダーは謳う」という連載があります。各地のBARを訪ね、バーテンダーの紹介を主題にしつつ、お店の紹介もするコーナーです。同誌2008年11月号で紹介されているのは、浅草・観音裏にあるFOSというBAR。じつはこのBAR、私がいきつけにしているところなんです。「いきつけ」といっても、もちろんお金があるときの話で、お金がなくなるとパッタリいかなくなるわけですが(笑)。

古い民家を改造した和風の店内と明るめの照明。流れる音楽はボサノバ。棚には、ずらっと並んだお酒の瓶。そして、カウンターで微笑みながら、私たちを迎えてくれるのが、バーテンダーの森崇浩(モリ・タカヒロ)さんです。33歳になる森さんのバーテン歴は15年。FOSだけでなく、BOOというスタンドバーも経営する若手実業家でもあります。基本的には寡黙ですが、仕事の抜かりはありません。

こちらがイメージをいえば、たいていは思ったとおりの酒を出してくれます。私は酒のことがよくわかりませんので、カクテルにしろウイスキーにしろ、「甘いの」「まろやかなもの」「柑橘系で」というように、かなりあいまいな注文の仕方をします。それでも、満足のいくお酒が出てくるのが、いつも不思議でなりません。

BARといえば、なかなか一見さんでは入りにくいもの。でも、この店は私が保証します。値段も高くないし、サービスも満点です。ぜひ、ちょっと勇気を出して、入ってみてください。きっとカウンターから、「いらっしゃいませ!」というイケメン・バーテンダーのやさしい声が聞こえます。

以下、お店の情報です。

FOS(フォス)
台東区浅草3-37-3
電話 03-3872-8804
営業時間 19時~翌4時
カウンターテーブル 7席
テーブル 1卓
チャージ 500円、カクテル 900円~、ウイスキー 800円~

浅草 | コメント (0) | トラックバック (0) |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:
浅草のBAR(FOS):

コメント