2008年10月19日 (日)
久田ナックルズ、始動!
「実話 GON! ナックルズ」編集長、総合情報誌、そして新聞系週刊誌を経て、パワーアップした久田将義さんが新雑誌を創刊しました。その名は、「実話ナックルズ RARE(レア)」(ミリオン出版、隔月発行、定価500円)。A4変形の大きめな判型で、カラーページが充実しています。
創刊号の特集の第一は、「裏世界からの使者」。防衛省の汚職事件をめぐる特捜と闇勢力との闘いや、北朝鮮問題、警察の組織犯罪、現代の暴力団事情などが取りあげられています。
特集の第二は、「蔓延する気分としての右翼」。木村三浩さんと福田和也さんの対談からはじまり、ネット右翼や「新保守文化人」の問題点が各記事で指摘されています。
そして、寄稿しているメンバーがすごい。朝倉喬司さん、岡留安則さん、井上トシユキさん、夏原武さん、有森隆さん、本多圭さん、乙骨正生さん、野中恭太郎さん……。久田さんは若いのに、豊富な人脈を持っているなあ、と感心しました。
なにより、実話系の雑誌といえばエロが付きものであるにもかかわらず、この雑誌にはエロがありません。硬派な実話誌とでも言いましょうか。いやいや、実話誌というよりも、かぎりなく総合誌に近いつくりです。
久田さんらしい雑誌だと思いました。この路線で邁進していただきたい。まずは、売れ行きを伸ばし、発行が隔月から毎月になったらいいですね。とりあえず、私は毎月買いますよ。当ブログの読者の方々も、ぜひ読んでみてください!
日乗 | コメント (0)
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