双風亭日乗

« 警察=暴力団!?(映画『ポチの告白』を観て) | トップページ | 虐待の公式 »

2008年11月14日 (金)

繭のなかの書店

20081113182223
新宿に用事があったので、ブックファースト新宿店を訪ねてみました。場所は、新宿駅西口にある東京モード学園コクーンタワーの地下です。明大での講義の帰りに京王線の新線新宿駅から地上に出て、タワーを目印に歩いてみました。

不思議なかたちのタワーを近くで見ると、月並みですが「すげー」と思いました。1Fから入ると、どこから書店に入るのかよくわかりませんでしたが、うろうろしていたら階段を見つけ、くだってみるとブックファースト新宿店がありました。

店内は7つのゾーンに分かれています。はじめていった場合には、どんな本がどこにあるのか、よくわからないかもしれません。また、ゾーンとゾーンの移動でいったん店外へ出るなど、自分がいまどこにいるのか迷ってしまう場面もありました。

まあ、書店というのは、かよっているうちに慣れてきますから、だんだん迷うこともなくなっていくことでしょう。品揃えもけっこういいし、「マイスターとも呼べる個性あふれるスタッフ達」(by プレスリリース)が案内してくれるようなので、今後の展開に期待したいところです。

ところで、同店のDゾーンには「趣味実用」の棚があります。そのなかの「ペット」のコーナーにいくと、さらに「犬」や「猫」の棚があります。その棚を目指したのは、小林照幸著『ドリームボックス』(毎日新聞社)があるかないか、確認したかったからです。

かわいい犬猫の育て方を知る。一方で、何十万匹という飼い犬や飼い猫が捨てられ、殺処分されているということを飼い主が知るとということは、ある意味では犬猫を飼う際の必須条件なのではないか、と私は考えているからです。

同店の「ペット」のコーナーには、残念ながら同書はありませんでした。ほかの書店はどうなのでしょうね。きっと、同店と同じなのかもしれません。しばらくは、いろいろ気にかけながら、書店の「ペット」コーナーを拝見させていただきましょう。

「かわいい」とか「いやされる」といったペットの正の部分のみを見て、動物愛護管理センターなどでばたばた殺されているというペットの負の部分を見ない(というか、見るのを避ける)。それで、ほんとうにペットを愛しているといえるのでしょうか。よい部分も嫌な部分も受け入れることによって、はじめて、ペットだって人だって愛せるんじゃないのかなぁ。

本のマイスターさんたちには、そんなことも考えながら、「ペット」コーナーの棚づくりをしていただきたい。とはいえ……、書店人の方々は、ほんとに忙しいんですよね。それも承知しているだけに、やきもきしてしまいます。

日乗 | コメント (0) | トラックバック (0) |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:
繭のなかの書店: