2008年12月26日 (金)
雑誌をふたつ
■「プリンツ21」 特集 玉木宏 佐内正史
アート系雑誌の『プリンツ21』(プリンツ21)が発売になりました。今回の特集は俳優の玉木宏さんと写真家の佐内正史さんです。編集部のKさん、いつもありがとう!
玉木ファンは必ず買うのでしょうけれど、超売れっ子俳優の実像をかいま見るという意味では、ファンでなくても楽しくよめました。また、佐内さんの特集では、色っぽくて若々しい小泉今日子の写真に感動し、「靴ひもの結び方」という記事で楽しみました。メチャクチャなんですよ、その結び方が(笑)。
なによりも、超売れっ子俳優のスケジュールをどう押さえたのかが気になります。玉木さんを40ページ分の取材で拘束するなんてプロジェクトは、超難関なのではありませんか。編集部の方にノウハウをご教示いただきたいですね。
■「神奈川大学評論 61号」 特集 「生きにくさの時代」
わが母校が発行している硬派の評論誌「神奈川大学評論」(神奈川大学評論編集専門委員会)。企画の当たりはずれはあるけれど、当たったときのインパクトは大きいんです。
今回のテーマは「生きにくさの時代」。巻頭対談は鎌田慧さんと川田文子さんで、読む前に内容がわかるような感じでした。とはいえ、論評の執筆陣が内田樹さんと北田暁大さん、斎藤環さん、立岩真也さんなど、すごい面子です。
双風舎の本を買っていただいている読者なら、同誌61号は買っても損をしないと思います。
日乗 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)