2009年2月 2日 (月)
連載第1回 「子猫殺し」再考(書誌データの公開)
連載の第1回は、書誌データの公開です。
ちなみに、書誌とは、第一に書籍そのものという意味、第二に「特定の人あるいは題目についての文献の目録」、第三に「書物の体裁・内容・成立の事情など。また、それらについての記述」という意味があります。
今回、公開するのは三つ目の意味での書誌ですね。このデータが、ISBN(国際標準図書番号)を日本で仕切っている日本書籍協会のデータベースに登録され、いろんなところで利用されることになります。
■タイトル: 『「子猫殺し」を語る』
■サブタイトル: 生き物の生と死を、幻想から現実へ
■著者: 坂東眞砂子
対談者: 佐藤優、小林照幸、東琢磨
■判型: 46版、並製、アジロ綴じ
■ISBN: 978-4-902465-15-0
■頁数: 288ページ
■予価 本体1700円
■刊行時期: 2009年2月25日刊行予定
『「子猫殺し」を語る』の第二部は、三つの対談で構成されます。いろんな角度から「子猫殺し」騒ぎを分析・検討するということで、どなたと対談するのかについては、坂東さんと私とでかなり話し合いました。
実際に対談をおこなった佐藤優さん、小林照幸さん、東琢磨さんのほかにも、森達也さん(作家、映画監督)や白石一文さん(作家)の名前などがあがりました。そして、慎重に検討した結果、三人の対談相手が決まりました。これが昨年10月下旬のことです。
対談相手の候補が決まったことと、引き受けてもらえるかどうかは、別の話です。対談のテーマは、2006年8月から9月にかけて、あれだけ騒ぎになった「子猫殺し」ですし、バッシングされた側から発信する企画ですから、参加すればふたたびバッシングされる可能性もある。ですから、対談の承諾がいただけるまでは、「大丈夫かな、引き受けてもらえるかな」と私は心配で仕方がありませんでした。
そんな心配をよそに、東さんからは即答で、対談を引き受けていただけるとの連絡がありました。つづいて、小林さんからも、すぐに対談了承との連絡をいただきました。そして、佐藤さんからは、こちらが希望していた11月中に対談するのは多忙で無理だが、12月下旬であれば坂東さんの住む高知にいって対談をするのも可能、という連絡がありました。
こうした経緯で、小林×坂東対談と東×坂東対談は昨年11月初旬に、佐藤×坂東対談は同12月下旬に、それぞれ都内某所での対談が実現しました。
※※※次回の掲載は、2月4日です。※※※
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