双風亭日乗

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2009年7月 3日 (金)

自転車泥棒

中村うさぎさんが「週刊文春」で連載している「さすらいの女王」ですが、税金を滞納しているため税務署が自宅に差し押さえに来る、ということが最近のネタになっています。

ゴミやらモノが氾濫している部屋の様子や、差し押さえられるような高価なものがないことなどが書かれています。また、若い税務署員が引き出しをあけると、そこから大人のおもちゃが出てきたり(笑)

そういえば、私の持ち物でもっとも高価なものは何なのだろう。以前はエアロアシスタントという電動自転車があったのですが、昨年末に盗まれました。パソコンも七年物だし、テレビも九〇年代のもの。何百冊かある蔵書を古本屋に売るのが、もっとも金になることに気づきました。

税務署がウチに差し押さえに来ても、なんの収穫もないですね、こりゃ。

で、その自転車なんですが、マンションの駐車場内に止めてあったのを盗まれたんですよ。こけおどしで、ロックは二個かけていたんですが、あんなのすぐに切れるんですよね。

昨年一二月初旬のある朝、自転車で買い物にいこうと思ったら、止めてあったところにない……。そりゃあ、ショックでしたよ。繰りかえしますが、一応、私の持ち物で一番高価なものですからね。でも、ほぼ同時に、自転車が盗まれたことよりもショックなことが起きました。

私にも彼女がおりまして、その彼女にメールで「自転車が盗まれた」と悲しみのメールをすぐに送りました。ところが、そんなに忙しくないはずの彼女からはノーリアクション。当時、ふたりの関係があまりうまくいっていなかったので、それは仕方のないことでした。それでも……。

ショックでしたね。当然、自転車よりも人のほうがたいせつですから。そんなこんなで、彼女の態度ばかりが気になってしまい、自転車が盗まれたことには、あまり怒りがわかなくなってしまいました。

その後、彼女とは和解したのですが、自分でも「こんなことでいいのかな」と思うくらい、自転車が盗難されたことに関しては、いまだに寛容に受けとめているのです。いい自転車だから、中国あたりで誰かが乗ってくれてたらいいなあ、って感じです。

人の感情というのは、不思議なものですね。

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