双風亭日乗

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2009年7月16日 (木)

山羊を血祭りにするコメンテーターたち

麻生政権の支持率が落ち、そのまま都議選に突入。そして自民党の惨敗……。現在、自民党の迷走について、雪崩のような報道が続いています。

私が注目したいのは、都議選の前と後で、いかにテレビコメンテーターによる自民党への批判が変わったか、についてです。

前提として、長期にわたった自民党政権により、世の中にさまざまな歪みや軋みがでていることは確かだと思うので、政権交代には賛成です。

民主党がよい、とあまり積極的には思えません。それは、自民党と民主党には、政策的にも似たような議員がけっこう多いと思うからです。それでも、消去法でいくと民主党しかないので、今回はそれでもいいかな、という感じですか。

で、コメンテーターの話。都議選を境にして何がかわったか。まるで、鬼の首を取ったように自民党を罵倒したり強い言葉で批判するコメンテーターが増えました。それも、局出身で元政治部の人や、局の系列の新聞で政治部にいた人とかが、そうなっています。

まあ、そういう人たちが、都議選の前も後も、一貫して自民党を罵倒しているんだったら、別にいいんですよ。テレビを観ていて、私が気になるのは、その態度が「豹変」したことなんです。都議選後、ここぞとばかりに、血走った目つきと強い口調で、自民党をなじる。

まるで、山羊を血祭りにあげているような、コメンテーターらの振るまいを観ていると、なんだかやりきれない気持ちになってきます。現在の自民党の迷走についても、ご都合主義だと彼らは責め立てているけれど、それをいってる自分らだって、十分にご都合主義じゃあないか、と。

念を押しておきますが、こんなことを書いてる私は、自民党を支持しているわけではありません。どちらかというと、自民党にはネガティブな印象を持っています。そんな私でさえ、あきれるようなコメントを吐いている人が、テレビのコメンテーターにはたくさんいるわけです。

そういう彼らを観ていると、人っていうのはほんとうに、山羊を血祭りにするのが好きなんだなあ、なんてことを思ってしまうのは私だけでしょうか。したり顔して、ぺらぺらしゃべる彼らを観ていると、山下達郎の「Hey Reporter!」という曲を思い出します。

一方で、ついに自民党も山羊あつかいされてしまうような時期が来たんだなあ、と感じたり。

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