双風亭日乗

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2009年8月30日 (日)

おはようございます。いま、投票してきました。ちょうどコアタイムにいったのかもしれないけれど、投票所に行列ができていました。帰国してから何度か選挙にいきましたが、行列になっていたのは初めてです。今回の選挙は、いつもより関心が高いんですかねぇ。

それにしても最高裁判事の国民投票って、なんなのでしょう。有権者のうち、何人の人が、「なぜそんなことをやるのか」をわかってないで投票しているんじゃないのかなあ。ほとんど広報やら啓発やらをしないのは、わざとしてないんじゃないかと思えてしかたがありません。

今日は、これからブックファースト新宿店で、仲正昌樹さんのトークショーです。張り切って司会をやってきます。お時間のある方は、ぜひ会場でお会いできればと思います。

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2009年8月28日 (金)

数日前、浅草の某スナックで、洗濯について議論になりました。

洗剤や柔軟剤は、何を使っている?
それらをどれくらい入れる?
脱水後、たたんでから干すか、パンパンとやってから干すか?
一枚ずつ個別のハンガーで干すか、洗濯ばさみつきのハンガーで干すか?
バスタオルはベランダの柵で干すか、ハンガーで干すか?
そもそも、どれくらいの頻度で洗濯をするのか????

ほんとに人それぞれでした。このネタで1時間以上も議論がつづきましたから、洗濯の話しは深い。

ちなみに、今月末でひとり暮らしが2年目に突入する私ですが、一年半くらいはコインランドリーで洗濯・乾燥をしていました。知人から洗濯機をもらったあと、洗濯の頻度は週に一回か二回、洗剤だけで柔軟剤は使わず、脱水後はそのままパンパンやって、シャツ類はハンガーがずらっと並んだやつで干し、その他は洗濯ばさみつきのハンガーで干します。

しかし、脱水後にいったんたたみ、それから干すっていう方がいて、びっくりしました。どうせ干すのだから「二度手間じゃん」と思ってしまうのですが、その方によると「しわが伸びて、きれいに干せる」とのこと。

まあ、かなりどうでもいい話しですね(笑)。
では。

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2009年8月28日 (金)

こんにちは。

30日は総選挙の投票日です。投票のあとは、ぜひ仲正さんのトークショーへお越しくださいませ。ブックファースト新宿店で16時開演の予定です。まだ残席がありますので、参加希望の方は、お早めに同店にて『Nの肖像』をご購入いただき、整理券をゲットしてください!

当日は、すこし質疑応答の時間をたっぷりとります。この機会に、仲正さんとの対話をお楽しみいただければ幸いです。

『Nの肖像』刊行記念 仲正昌樹トークショー&サイン会

場 所: ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース
日 時: 8/30(日)午後4時~午後6時

仲正昌樹さん著『Nの肖像』発売を記念して、トーク&サイン会を開催いたします。『Nの肖像』(双風舎/1,890円)をご購入いただいたお客様、先着40名様に参加整理券をお渡しいたします。

※ 書籍の発売は8/21(金)予定です。書籍発売前は、ブックファースト新宿店・地下1階Aゾーン、地下2階Fゾーンにて商品の代金¥1,890で整理券を先行販売いたします(書籍はイベント当日に、整理券とお引き換えいたします)。書籍発売後はブックファースト新宿店・地下1階Aゾーン、地下2階Fゾーンにて書籍お買い上げの方に整理券をお渡しいたします。

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2009年8月21日 (金)

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お待たせしました。仲正昌樹著『Nの肖像』は、本日より書店に配本されます。

いま私の手元に、現物が届きました。今回は、カバーの用紙をいつもの「双風舎の本」と変えてみたり、本文の文字に黒以外の色をつけてみたり(写真参照)。造本を工夫してみました。

ぜひ、書店で手にとってみてくださいね!

8月30日には、新刊の刊行を記念して、ブックファースト新宿店でトークイベントをおこないます。同店で本をご購入いただければ、無料で参加できます。こちらもよろしくお願いいたします。

刊行記念と新刊の紹介ということで、以下に『Nの肖像』の「序章」の一部を転載いたします。ご一読いただければ幸いです。

序章 消せない記憶

■なぜ宗教体験を語るのか

 私はこれまで、自身が統一教会の信者であったことについて、いくつかの著書のなかですこしずつ触れてきた。東京大学(以下、東大)に入学した直後の一九八一年四月から、桜田淳子氏や山崎浩子氏が合同結婚式に参加して騒がれた九二年一〇月までの一一年半、たしかに私は信者でありつづけた。
 そうした私自身の記述の断片を読んで、いまだに私が統一教会とつながっているとブログに書いたり、統一教会のシンパだと噂する輩が絶えない。一度、何かの宗教に入ると、たとえ脱会したとしても、色がついて見えるのであろうか。私は確実に、九二年一〇月には統一教会と縁を切っているのに……。

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2009年8月12日 (水)

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新刊を出す前には、カバーとオビ、そして表紙を、実際に使用する紙で試し刷りをして、色の具合やテキストの内容を確認します。いわゆる「色校」というやつですね。

確認が終わると、本のサイズに切り出して、だいたい同じくらいの厚みがある本に装着してみます(写真参照)。すると、手に取った感じや書店の棚に並んだときの印象を、なんとなく把握することができるのです。

業界の人なら、「いまごろ色校をとっていて、20日の配本に間に合うのかよ」と思うかもしれません。でも、最近は、スケジュールをちゃんと組んでおけば、けっこう短期間で印刷・製本が可能になっています。

まったくの余談ですが、酒井法子問題。ワイドショーの司会やコメンテーターが、息子について語るとき、「もう10歳だから、何でもわかっていますよね。かわいそうです」などといっているのを聞いて、開いた口がふさがりません。

息子の小学校の同級生やら近所の人やらに、メディアスクラムを組んで取材し、ますます息子を困らせているのは、当のあんたたちではありませんか。他人事みたいに「かわいそう」などといわないで、正直に「君のおかげで、視聴率を稼がせてもらっています。もうすこしのあいだ、我慢してね」といったうえで、息子に多額な謝礼金でも払ったほうがいいのでは。

もちろん、メディアスクラムなどやめて、そっとしておくのが一番いいのは、いうまでもありません。

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2009年8月10日 (月)

タカ&トシじゃありませんよ。サカ(酒井法子)&オシ(押尾学)のことです。

テレビの報道は、ほぼサカの報道一色になっていますね。まあ、視聴率を稼ぐネタとしては上物なのかもしれないけれど、加熱の一方では、サカの子どもの立場にも配慮すべきだと思います。

このままマスコミがバカ騒ぎをつづければ、サカの子どもには、おそらくいじめや差別という地獄への道がまっているでしょう。そうなったときに、さんざん報道して、視聴率を稼いだマスコミが、その子に何らかの手を差し伸べてくれるのでしょうか。たぶん、なんにもしませんよね。

そして、オシ。オシに関する報道は、ぜんぜん見かけませんね。どうなっているのでしょう。オシが変死女性と一緒にいた部屋の持ち主は誰なのか。そのあと駆け込んだ部屋の持ち主は誰なのか。オシと変死女性との関係は何なのか。報道しないので、ぜんぜんわかりません。

事件の重大性からいうと、どちらかといえばサカよりオシのほうが報道されていいような気もしますが。オシが直接関与したのかどうかは不明ですが、覚醒剤の使用にくわえて、同室にいた人が死んでますからね。

陰謀論はいいたくありませんが、普通にテレビを観ているだけでも、オシの事件報道に何らかの圧力がかかっているように感じているのは、私だけでしょうか。

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2009年8月 8日 (土)

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いま書店にならんでいる雑誌「プリンツ21」(プリンツ21)は、安野モヨコさんの特集です。

私は、安野さんのマンガをあまり読んだことがないのですが、グラビアで紹介されているイラストを見ていたら、読みたくなってきました。それで手始めに『脂肪と言う名の服を着て』(祥伝社)を読みました。おもしろかったです。

たくさんの著名人による、安野作品ベスト3とコメントが興味深く、宮崎駿さんのコメントの真下には、『バックラッシュ!』で協力していただいた荻上チキさんの名前もありました。すごいぞ!

グラビア系雑誌がばたばた休刊・廃刊になるなか、「プリンツ21」はよくがんばっていると思います。次の特集は、元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一さん。発売が楽しみです。

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2009年8月 7日 (金)

昨日、『発達障害当事者研究』(医学書院)の著者である綾屋紗月さんと熊谷晋一郎にお会いしました。森×想田トークのときに、「よりみちパン!セ」の方に紹介していただき、「今度、遊びましょうね」という話になっていたのです。

綾屋さんはアスペルガー症候群で、予備知識がなければ障害がある方には見えない。一方、熊谷さんは脳性マヒで、見れば誰にでも障害があることがわかる。そんな違いがありながらも、おたがいが障害の当事者として認め合い、無理をしない程度に足りないものを補い合っている。

おふたりが、とてもいい感じでパートナーシップを結んでいるのは、直接お会いしてよくわかりました。

それにしても熊谷さん。

家の入り口で、車いすに座っている熊谷さんを抱きかかえ、普通のイスまで運ぶ。イスからソファーに移動するときも抱きかかえ、熊谷さんが楽な体勢をとれるように、クッションをあれこれと入れ換える。すべて私にとって初体験。

カンボジアでは、自己満足で孤児院に支援物資を届けた帰りに、脳性マヒの子どもと冗談を言い合うようなことはありました。ところが、日本に帰国してからは、障害を持つ方と接する機会など、私にはほとんどありませんでした。

熊谷さんに会ってみて、ある意味でカルチャーショックのようなものを感じました。箸は上手に使うし、コップを持ってジュースを飲むし、串にささったやきとりも器用に食べる。そうした振る舞いは、おそらく練習とか訓練のたまものなのかもしれませんが、漠然と「何もできなくてたいへんなんだろうな」と考えていた私には、驚きの連続でした。

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2009年8月 6日 (木)

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以下のとおり、仲正昌樹さんのトークショーを実施いたします。

ブックファースト新宿店で『Nの肖像』をご予約いただくと、整理券を入手できます。整理券があれば、イベントは無料で参加できます。

みなさまのブログなどに以下をコピペしていただき、告知にご協力いただければ幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします。

『Nの肖像』刊行記念 仲正昌樹トークショー&サイン会

場 所: ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース
日 時: 8/30(日)午後4時~午後6時

仲正昌樹さん著『Nの肖像』発売を記念して、トーク&サイン会を開催いたします。『Nの肖像』(双風舎/1,890円)をご購入いただいたお客様、先着40名様に参加整理券をお渡しいたします。

※ 書籍の発売は8/21(金)予定です。書籍発売前は、ブックファースト新宿店・地下1階Aゾーン、地下2階Fゾーンにて商品の代金¥1,890で整理券を先行販売いたします(書籍はイベント当日に、整理券とお引き換えいたします)。書籍発売後はブックファースト新宿店・地下1階Aゾーン、地下2階Fゾーンにて書籍お買い上げの方に整理券をお渡しいたします。

書店の告知では記されていませんが、当日は以下のようなテーマでトークを進めていく予定です。質問の時間も、たっぷりとります。
■私と宗教

東大入学とほぼ同時に、統一教会へ入信した仲正昌樹さん。
『Nの肖像』には、11年半にわたる宗教体験が赤裸々に記されています。

今回のトークでは、そんな体験を持つ仲正さんに、いま、宗教というものをどう考え、どう思い、どう見つめているのか、語っていただきます。

また、都議選では、創価学会が安定した議席を確保し、総選挙では、「幸福の科学」が幸福実現党を組織して選挙戦に挑むなど、最近は宗教と政治をめぐる話題に事欠きません。

宗教と政治、そして社会は、どのような関係にあるのか。どのような関係が望ましいのか。仲正さんにじっくり解説していただきます。

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