双風亭日乗

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2010年6月24日 (木)

往復書簡の書籍化について

斎藤環さんと茂木健一郎さんの往復書簡「脳は心を記述できるのか」ですが、ただいま書籍化に向けた作業を進めています。まだ仮の段階ですが、いくつかの情報を公開いたします。

タイトルは『脳と心』で、サブタイトルは「クオリアに関する脳科学者と精神科医の対話」になると思います。構成は、「はじめに」「往復書簡」「インタビュー」「おわりに」というシンプルなかたちになりそうです。

「はじめに」では、最近の脳科学に関する議論を概観するとともに、心脳問題とは何なのかを確認します。そして、それらの問題において、往復書簡がどのように位置づけられるのかを指し示します。

「往復書簡」では、6通の書簡の全文を掲載します。さらに、本文を二段に分けて、上段は書簡の本文、下段は「実況」にします。実況では、たとえば書簡の各所で「何が争点になっているのか」「むずかしい言い回しをしているが、ここでは筆者が何を言いたいのか」といったことをくわしく解説します。

「インタビュー」では、書簡終了後の感想や書きたりなかったこと、読者にいっておきたいことなどを、斎藤さんと茂木さんのそれぞれにお聞きします。また、書簡に対する編集部からの問いに、お答えいただきます。

「おわりに」では、本企画のまとめとして、往復書簡で何があきらかになったのかを振り返ります。

「編集部」と書いていますが、実際には『心脳問題』の著者である山本貴光さんと吉川浩満さんからの全面的なバックアップなしに、本企画は成立しません。「はじめに」と「おわりに」はおふたりの執筆となりますし、「往復書簡」の実況を執筆するのも、斎藤さんと茂木さんへのインタビューをおこなうのも、おふたりです。

ページ数は、400ページ弱になる予定です。

結局、3年越しの企画になった往復書簡も、ようやくゴールが見えてきました。では、第6信の掲載まで、しばしお待ちください!

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