2011年7月17日 (日)
文庫化3冊
こんにちは。
夕刊ガジェット通信の締め切りが週4回あり、なかなかブログまで手がまわらず……。更新できず、申し訳ありません。
まずは、他社で文庫化された弊社の本を紹介します。1冊目は、姜尚中・宮台真司著『挑発する知』で、「ちくま文庫」から780円+税。2冊目は、赤木智弘著『若者を見殺しにする国』で、「朝日文庫」から720円+税。3冊目は、本田由紀著『軋む社会』で、「河出文庫」から760円+税。
ある出版社(a)で刊行中の単行本が他社(b)で文庫化されたらどうなるのか。aの単行本が売れなくなってしまうのでは……。そんな声が聞こえてきます。
aで刊行中の本がbで文庫化されると、aはすこしだけ印税をいただけます。交渉次第ですが、通常は2%くらいでしょうか。そして、bから著者には通常の印税が支払われます。文庫化により、aの単行本が売れなるかどうかは、よくわかりません。
でも、たいていはaの総発行部数よりもbの初版部数のほうが多いので、私が編集した本がより多くの人に読まれるという意味では、喜ばしいことだと思っています。著者に入る文庫の印税は、こんなしがない出版社から本を出していただいたお礼のようなものだと、勝手ながら考えています。
著者も私も、弊社で刊行した本ができるだけ多くの読者の手に届くことを望んでおります。文庫化により、その希望が実現するのですから、「売れなくなるのでは……」などというセコいことは考えませんね(笑)
文庫化した本は、それぞれ増補や加筆がなされています。ぜひぜひご一読いただければ幸いです。
では、以下は夕刊ガジェット通信に書いた記事です。ブログを更新しないので、だいぶたまってしまいました。
コートジボワール、その後
【仮設住宅】避難所から引っ越せない被災者たち
【記者クラブ】横並びではなく、独自の取材で
【東日本大震災】忘れてはならないもの
【地デジ】「みんなが変えるから私も変えよう」とは思わない
「自己啓発本」への素朴な疑問
【カンボジア】虐殺政権の幹部を裁けない理由
【熱中症対策】日陰を歩こう
【電気】節電する前に、「なぜ節電するのか」と考える
孤高の官僚・古賀茂明
いまさらながら、インターネットは毒にもなるし薬にもなる
【文春vs新潮 vol.0】 週刊誌も捨てたもんじゃない
高校生、被災地をいく
NHKがパソコンで視聴した人から受信料をとると言いだしたが、その真意は?
【文春vs新潮 vol.1】 愛人を公舎に連れこんだ群馬県知事
なぜ臓器を売買してはいけないのか
日乗 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)