双風亭日乗

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2015年7月28日 (火)

読者のみなさま、たいへん申し訳ありません。『uta0001.txt』のオンデマンド版を刊行するにあたって、重大なミスをおかしてしまいました。以下、事情を説明します。

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・ミスの内容は、本文のノンブルのページ数が、初版のものと比べて2ページほどずれてしまっている、というものです。

・このミスは、以下の原因で起きました。オンデマンド版用のpdfをつくる際、印刷屋から「本文の前に2ページほど白ページをつけたしてほしい」といわれました。ようは、先頭ページの前に、白い紙を一枚入れる、ということです。オンデマンド印刷では、そのようにしないとページ調整ができないとのことでした。

そこで、いつもお願いしており、信頼している組版屋さんに誤植の修正と白ページの付け足しをお願いしました。ところが、本来、白ページ(ページ数にして2ページ)はページにカウントされないのに、カウントしたままノンブルをふってしまい、結果としてオンデマンド版用に作成したpdfも、2ページずつずれてしまいました。つまり、目次に掲載されたページ数と、実際の本文のページ数がずれた(2ページ多い)ことになります。

そして、通常はこういうミスをしない組版屋さんなので、私はpdfを確認せず、そのまま印刷屋にデータを送ってしまい、本が印刷されてしまった、というわけです。

・結果として、「目次」に掲載された各ページが実際の本文と2ページずれてしまい、「目次」のノンブル部分がすべて誤植ということになってしまいました。不慣れとはいえ、普通に印刷する場合と、オンデマンド版で印刷する場合の違い(先頭ページに白ページを入れること)に注意をはらわなかったのが、今回のミスの最大の原因です。

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最終的には、組版屋さんが「通常はこういうミスをしない……」などと勝手に考えて、pdfのノンブルを確認しなかった私に、このミスの責任があります。読者のみなさま、とりわけ『uta0001.txt』のオンデマンド版を買っていただいた読者のみなさまに、深く深くお詫び申し上げます。

今後は、このようなミスが起きないよう、細心の注意をはらうとともに、次回、オンデマンド版を印刷する際には、ノンブルの修正と誤植の修正をさせていただこうと思います。

また、諸事情により、お詫びが送れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

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