台湾新潮流
河添恵子
台湾新潮流 ~ナショナリズムの現状と行方~
河添恵子 著
国家としての機能をもちながら、国際社会のなかで、国家として認められない台湾。
いわば「国なき国」に生きる人びとのナショナリズムとは、いったいどんなものなのか。
台湾の現状を、歴史、経済、政治、文化などの面から丁寧に考察しつつ、様々な分野で
活躍する台湾人の発言をとおして台湾におけるナショナリズムの実態を探る。
双風舎が自信をもって、世に送り出す独自企画です。
著者の独自取材にもとづく書き下ろし。
2004年3月20日の台湾総統選にむけて、東アジアの情勢が緊迫しつつあります。
日本にとって「近くて遠い国・台湾」の現状をひとりでも多くの読者に伝えるため、このタイムリーな時期を狙って、本書を刊行することにしました。
ぜひご一読ください。
■目 次■
序 民主化と外交新時代
Ⅰ 覇権との闘い
複雑な歴史/日本統治下の台湾(許文龍)/
中国国民党による拉致(許昭栄)
Ⅱ 台湾経済の軌跡
激動の50年/日本への期待、台湾の役割(江丙坤)
Ⅲ 軍事と政治
台湾・中国・アメリカ/水面下の特使として(彭榮次)
Ⅳ 国民党教育からの脱却
本土化教育への道/グローバリストの島・台湾(李應元)
Ⅴ メディアの歴史と現在
混迷するメディア事情/言葉を超えた文化の架け橋(邱復生)
Ⅵ 強く生きる女性たち
台湾女性100年史/心の悩みに答えつづけて(黄越綏)
Ⅶ 台湾的文化
伝統と文化遺産/身体で表現する伝統とは(林懐民)/
歌に国境はない(張惠妹)
Ⅷ 台湾という「国家」
陳水扁総統の挑戦/「正名」運動の意義(許登崑)/
台湾未来を考える(黄昭堂)
【書籍情報】
46判、上製、320頁
定価2520円(税5%)
2004年2月15日発行
【著者略歴】
河添恵子(カワソエケイコ)
1963年千葉県生まれ。ノンフィクション作家。名古屋市立女子短大卒業後、北京外国語学院、遼寧師範大学に留学。著書に『アジア企業 in Japan』(PHP)、『私たち海外で働いています』(学研)など。訳書に『中国マフィア伝』(イースト・プレス)、共著に『もっと知りたい台湾』(弘文堂)など多数。
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