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藤井誠二

重罰化は悪いことなのか—罪と罰をめぐる対話重罰化は悪いことなのか
罪と罰をめぐる対話

藤井誠二


罪を重くすれば、犯罪は減るのか?
死刑には、犯罪への抑止力があるのか?
被害者と加害者の立場は、どう変わっていくのか?

無差別な凶悪事件が立て続けに起き、社会を震撼させている。また、加害者への厳罰化が急速に進み、現政権下では死刑執行も増えつつある。一方で、犯罪被害の当時者や遺族の権利拡充(刑事裁判や少年審判への参加、知る権利の保証、経済的支援など)が法律的にはかられるようになり、裁判員制度も間もなくはじまろうとしている。

日本の司法はこの10年で、さまざまな社会背景とからみ合いながら、思い切った変化をしようとしている。そんな時期だからこそ、私たちの社会と犯罪とが、どう向き合っていけばいいのかを、突っ込んで議論すべきであろう。

この本は、一般的かつ表層的な報道からは読み取れないような、多様な「視点」と「事実」を読者に提供をする。思い切った変貌を遂げようとする日本の「罪と罰」をめぐるシステムや社会環境。それらを読み解き、対立する議論を整理し、同時代を生きる私たちが考えなければならないことを提供すること。それが本書の目的である。

対話の相手は、芹沢一也(社会学者)、松江哲明(ドキュメンタリー監督)、
郷田マモラ(漫画家)、宮台真司(社会学者)。

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